NetWorld+Interop。無線、セキュリティ、VoIPがみどころ | RBB TODAY
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NetWorld+Interop。無線、セキュリティ、VoIPがみどころ

ブロードバンド その他
 NetWorld+Interopが本日より開催となっている。

 これまでの中で最大級の規模で開催する今回のN+Iは、ブロードバンド環境をコアにした展示がぐんと増えた。特に、一般企業にもブロードバンド環境の波が押し寄せていることから、セキュリティやVoIPソリューションの展示がめだつ。セキュリティも、サイトを守るためのファイアウォールとセキュリティホールを見つけ出すための製品やサービスに分けられ、どちらも展示に力が入っている。

 RBB TODAY的なみどころは、各社がこぞって参考出品もしくは実験提供している公衆無線LANサービスだ。今日までのあいだ、すでにサービスへ突入しているMIS、NTTコミュニケーションズのあとを追うように各社が公衆無線基地局サービスをこぞって発表し、実験に突入している。ただ、後発組はいまだに実験の域を出ておらず、詳細に関しては未定という。今後の展開が望まれるところだ。

 ビジネスモデルをめぐって模索が続く公衆無線LANサービスではあるが、無線LAN機器メーカも同じような模索を続けているといえる。802.11bの次とし802.11aが着目されているが、根本的にそのソリューションの値段は高止まりで、まだ製品出荷を目前にした会社が多数存在している。インテルやDIT、シスコと先行して802.11a機器を投入している会社もあれば、今回の発表会に合わせて802.11a機器を投入したアイコム、そして参考出品にこぎ着けた各社の姿が目立つ。11aソリューションもまだ市場を睨んでいる状態ではあるが、公衆無線LANサービスの提供により、今後ブロードバンド接続のように大きく成長する可能性もありそうだ。

 そして、本格的なサービスにはまだ遠そうであるが、ブロードバンドコンテンツ蓄積型サービスを各所で目にするようになった。専用のセットトップボックスを使い、ブロードバンド回線を経由して配信されるコンテンツをため込み、ストレスなくコンテンツを視聴できるようにするものだ。7月より商用サービスを開始したイーピーの展示が目立つが、既存家電メーカーも蓄積型サービスのアプローチをしている。今後の放送とネットワークの融合がどう進んでいくかがビジネスの可能性を左右するといえそうだ。

 N+Iは7月5日までの間、幕張メッセで実施される。
《RBB TODAY》
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