FTTHサービスのBフレッツ、月額利用料金5,000円に。7/16日からはフレッツISDNが300円、フレッツADSLが250円値下げに | RBB TODAY
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FTTHサービスのBフレッツ、月額利用料金5,000円に。7/16日からはフレッツISDNが300円、フレッツADSLが250円値下げに

ブロードバンド 回線・サービス
 8月1日よりサービス開始となるNTT地域会社のFTTHサービス「Bフレッツ」の利用料金が決まった。ADSLの次のブロードバンドアクセスインフラとして見られているFTTHサービスの本格的な展開がいよいよ開始されることになる。

 今回NTTがBフレッツとして提供する地域IP網経由のインターネットアクセスサービスは、ベーシックタイプ、ファミリータイプ、マンションタイプの3種類のサービスを提供する。ベーシックタイプは、100Mbpsのアクセスラインを提供するもので、SOHOやヘビーユーザの利用を前提としている。これに対して、ファミリータイプは10Mbpsのアクセスラインを複数の利用者で共有するタイプで、一定のユーザ数が見込めるエリアでサービスを提供する。また、マンションタイプは100Mbpsのアクセスラインを提供するもので、集合住宅単位での提供となる。また、最低でも10契約が見込まれる集合住宅に対しての提供となる。なお、マンションタイプの導入では、屋内配線にLAN環境を利用することで、個別の利用者ごとに発生する終端装置利用料金や屋内配線利用料金がかからなくなる。

 各FTTHサービスの月額料金は、ベーシックタイプが9,000円、ファミリータイプが5,000円、マンションタイプが3,800円となる。マンションタイプ以外はそれぞれ屋内配線利用料、回線終端装置利用料が付加される。屋内配線利用料は、構内光ファイバをNTTが設置する場合が月額800円。そうでない場合は月額200円となる。また、回線終端装置は月額900円となる。さらに、いずれの場合もISPとの契約が別途必要で、ISPの利用料金は各社によって料金が異なる。

 初期費用は、契約料が800円、工事費がベーシックタイプとファミリータイプが27,100円。マンションタイプが11,900円となる。

 初期のサービスエリアは、NTT東の場合で現在の試験サービスエリアと千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区となる。11月には東京23区と多摩エリア、1月以降は大幅に各地で展開する予定でおり、町田市、横浜市、川崎市、藤沢市、相模原市、千葉市、市川市、浦安市、船橋市、柏市、成田市、さいたま市、朝霞市、川口市、和光市、仙台市、札幌市、つくば市での提供が予定されている。

 Bフレッツの提供により、従来の地域IP網を利用した定額制インターネットサービスであるフレッツ・ISDN、フレッツ・ADSLの料金が値下げとなる。いずれも7月16日より適用され、フレッツ・ISDNは月額3,300円、フレッツ・ADSLのタイプ1が月額3,800円、タイプ2が5,450円となる。
《RBB TODAY》
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