NEC、企業向けWeb 2.0ツールを強化した「StarOffice XシリーズV2」販売開始 | RBB TODAY
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NEC、企業向けWeb 2.0ツールを強化した「StarOffice XシリーズV2」販売開始

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StarOffice X ブログ 「コミュニティ掲示板」 画面イメージ
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  • 「StarOffice Xシリーズ V2」製品価格
 NECは21日、Enterprise2.0対応コラボレーティブウェア「StarOffice Xシリーズ」において、業務システムとの連携および検索・情報共有機能など企業向けWeb 2.0ツールを強化した「StarOffice XシリーズV2」の販売を開始した。

 新製品では、「StarOffice Xシリーズ」と業務システムとの連携を簡単にするWebAPIを提供。第一弾として、「ID管理機能」「メール機能」「文書管理機能」について提供を行う。今後、「スケジュール管理」や「施設予約」などすべての機能に対してWebAPIを提供し業務システムとの連携を強化していく予定だ。これにより、「StarOffice Xシリーズ」のセキュアな文書管理機能などを活用した業務システムを低コストで構築できる。また、今回、承認や各種申請を電子システム上で行うNECのワークフロー製品「FlowLites」を同シリーズのラインナップに追加し、低コストで承認システムの構築が可能となった。

 また企業内外の情報を一括して表示する「ポータル機能」をオープン規格(JSR168/286)に対応。複数ポートレット間でのデータ連携や業務システムとの連携をより容易にした。さらに、利用者の用途に合わせてポートレットを拡大表示しその画面上で業務遂行が行える機能や、ポータル上でドラッグアンドドロップしポートレットの配置を自由に変更する機能をあらたに提供する。さらに従来提供していた全文検索機能に加え、NECが独自に開発した横断検索機能をあらたに提供する。検索範囲を、「StarOffice Xシリーズ」の文書管理や掲示板内の文書から、Webサーバ、イントラネット上のファイルサーバにまで拡大。部門や役職などによるアクセス権限に応じて表示し、検索結果においても高いセキュリティを確保する。

 また「ブログ機能」に、テーマごとに投稿者の記事をスレッドツリー式に表示するコミュニティ掲示板を追加。議論の経緯を簡単に参照・共有できるため、途中からでも議論に参加しやすくなる。さらに今後は、ブラウザのみで誰でもWebサイトの作成・更新が可能な「Wiki機能」をStarOffice Xシリーズに加え、チームの情報共有・交換を推進していくとしている。

 価格はStandardが80万円〜(50 ID〜)、Enterpriseが1,980万円〜(1,000 ID〜、StarOffice X Standardの機能に対し、エンタープライズレベルの拡張性・信頼性機能を提供)。いずれも11月9日出荷予定で、ポータルの新機能は2010年上期出荷予定。オプションとして横断検索が300万円、ブログが120万円〜など。
《冨岡晶》
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