日本電気、本社ビル内に「NECクラウドプラザ」開設 | RBB TODAY
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日本電気、本社ビル内に「NECクラウドプラザ」開設

エンタープライズ その他
NECクラウドプラザ
  • NECクラウドプラザ
  • ITプラットフォーム製品ビジョン「REAL IT PLATFORM Generation2」
  • 3つのサービス提供モデルの特徴
  • 2つのIT基盤
 日本電気は14日、NEC本社ビル(東京都港区芝5丁目7-1)1階に、「NECクラウドプラザ」を開設した。

 NECクラウドプラザは、NECが本年7月に提供開始した「クラウド指向サービスプラットフォームソリューション」の具体的な提供内容について、同クラウドプラザ内に設置した端末から、国内外のデータセンターに接続した実環境を使用して、企業向けクラウド(エンタープライズクラウド)を体験できる施設。基幹システムの刷新やSaaS型サービスの導入を検討している経営者、CIO、IT部門などの企業ユーザーを対象としたものとなっている。

 NECでは本年3月、国内外の主要関係会社を含む自社経営システム(経理・販売・購買)の全面刷新を発表しており、業務プロセスの抜本的改革を行っている。さらに、基幹業務をサービスとしてグループ内の各社各部門に提供するクラウド指向のサービス提供基盤を構築している。今回NECでは、この自社経営システム構築実践で培うノウハウをいかしながら、顧客の業務プロセス改革からシステム提供・運用までをトータルに提供する「クラウド指向サービスプラットフォームソリューション」の販売を本年7月から開始。NECクラウドプラザでは、「リアルなクラウドを実感!実際にものが見られる、体験できる」をコンセプトに、NECの経営システム改革の事例および、基幹業務から新事業/サービス早期立ち上げのためのSaaS提供例が紹介されている。

 具体的には、業務デモ、システム運用デモ(グローバル集中監視/運用)、基幹システム(ERP)デモ、新領域サービスデモなどを見ることができる。各種デモは、実際にデータセンターにアクセスすることにより実施。クラウドプラザに設置したPCを業務端末・運用監視端末として活用したものとなっている。高いMC(ミッションクリティカル)性が求められるものから、部門業務など、標準アプリケーション、SaaSアプリケーションなど、用途に適した2つのIT基盤(OMCS基盤、汎用IT基盤RIACUBE)を用意。クラウド・コンピューティングを支える次世代IT基盤の実現に向けたITプラットフォーム製品の開発指針および製品強化計画「REAL IT PLATFORM Generation2」によったものとなっている。これらシステムやネットワークは、国内の統合運用監視センターでグローバルに統合監視・一元運用されるため、安心安全なエンタープライズクラウドサービス基盤としてユーザーに提供可能とのこと。
《冨岡晶》
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