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日立電サとサイトロック、SaaS型Service Desk Platformを無償提供

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Service Desk Platformサービス概要
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 日立電子サービス(日立電サ)とサイトロックは6日、ITIL準拠の「Service Desk Platform」(SDP)ベータ版の提供を開始した。

 SDPは、サービスデスク業務を支援するために必要なインシデント管理、問題管理、変更、リリース管理、構成管理機能をSaaSにより提供するもの。日立電サとサイトロックは、2008年12月〜2009年3月の間にSDPの実証実験を実施し、SaaS型ITIL準拠サービスの有効性を検証した。その結果、多くの実験参加企業から、有効性や利用価値、ニーズを確認している。また、SaaS型サービスデスクの実装すべき機能の要望を収集したとのこと。これを踏まえ追加機能を実装し、2010年1月より正式版を提供開始する。今回のベータ版は正式版提供に先立ち、SDPを体験できるように無償で提供するとのこと。

 ITサービス運用ではSIerや保守事業者、iDC(インターネットデータセンター)など複数のプレイヤーが存在し、それぞれが独自に運用管理している。この現状に対して、SDPは、インターネットを介しての情報共有を実現するとしている。またSDPは、これまでサービスデスクツールを導入するために費用と時間が必要なため導入を見送っていた企業や、ITサービスをより効率的に管理したい企業に対し、ITIL準拠のITサービス管理を安価で短期間に実現するともしている。日立電サとサイトロックは、ITIL運用とSDPの有効活用について、今後定期セミナーを共同で開催する。

 SDPベータ版のサービス提供期間は、2010年1月(SDP正式版リリース日)まで。料金は、初期導入費、月額料金ともに無料。サービス内容は、「インシデント管理機能」「問題管理機能」「変更・リリース管理機能」「構成管理機能」となる。正式版のサービス料金は、初期導入費無料、月額料金52,500円(税込)からの予定。価格は1テナント単位を予定している。1テナント内で複数アカウントを作成することが可能。サービス内容は、「インシデント管理機能」「問題管理機能」「変更・リリース管理機能」「構成管理機能」「メール連携機能」「登録テンプレート機能」「カレンダー機能」「画面カスタマイズ機能」などを予定している。
《冨岡晶》
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