米アマゾン・ドットコム、電子書籍用端末「キンドル(Kindle)」に9.7型E ink搭載の新モデル | RBB TODAY
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米アマゾン・ドットコム、電子書籍用端末「キンドル(Kindle)」に9.7型E ink搭載の新モデル

IT・デジタル ノートPC
キンドルDX(Kindle DX)
  • キンドルDX(Kindle DX)
  • 奥行き9.65mm
  • 使用イメージ
 米アマゾン・ドットコム(amazon.com)は、電子書籍用端末「キンドル(Kindle)」の新モデルとして、9.7型のE inkを搭載する「キンドルDX(Kindle DX)」を発表。今夏より出荷を開始する。価格は489ドル。

 2009年2月に発売された「キンドル2(Kindle2)」の解像度600×800ピクセルの6型E inkを解像度1,200×824ピクセルの9.7型に拡大。16ビット階調にも対応し、より文字が見やすくなったという。また、内蔵フラッシュメモリ容量も2GBから3.3GBとなり、最大で約3,500冊分の電子書籍の保存が可能となった。

 新機能としてPDFリーダーを内蔵。さらに、加速度センサーによる画面回転機能を備える。また、従来モデルに搭載されていた本を読み上げてくれる「Read-to-me」機能は引き続き搭載する。そのほか、ワイヤレス機能により275,000冊以上のタイトルから1タイトル60秒以下でダウンロードが可能。新刊の価格は、注記がない限り9ドル99セントとなっている。

 同社の創設者でありCEOのJeff Bezos氏は、「新しいキンドルDXのE inkではプライベート/仕事の文書、料理本、コンピューター関連書、教科書などあらゆる形式の文書が、大変見やすくなっている。それもインクトナーのカートリッジの交換なしに楽しめる。」と話す。

 New York Times、Washington Post、The Boston Globeは今夏より新聞配達がおこなわれていない地域のキンドルDXユーザーを対象にしたサービスを開始する予定。長期間購読の契約者には通常の購読より低価格で新聞のニュース配信をおこなう。また、アリゾナ州立大学やプリンストン大学など一部の教育機関では今秋より、同製品を生徒に配布して教育に使用していく方針だ。

 そのほか、製品のおもな仕様は以下のとおり。

・本体サイズ:幅10.4×高さ7.2×奥行き0.38インチ(幅264.2×高さ182.9×奥行き9.65mm)
・重さ:18.9オンス(535.81g)
・バッテリ持続時間:約4日間(ワイヤレス機能ON時)
・バッテリ充電時間:約4時間


※初出時において、本文中に誤りがありました。読者の皆さまおよび
関係者の皆さまにお詫びを申し上げるとともに、ここに訂正させて
いただきます。
《満井》
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