PC&ネットでメタボも管理 —— コンティニュアHA、次世代ヘルスケア機器のガイドラインを発表 | RBB TODAY
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PC&ネットでメタボも管理 —— コンティニュアHA、次世代ヘルスケア機器のガイドラインを発表

エンタープライズ その他
コンティニュアは次世代健康管理機器の規格となる
  • コンティニュアは次世代健康管理機器の規格となる
  • ガイドライン→認定→ロゴの流れ
  • 提携企業の数々
  • 機器データアクセスのガイドライン
  • ロゴ入り機器の一例
 コンティニュア・ヘルス・アライアンスは3日、健康管理機器の相互運用を可能にする「コンティニュア設計ガイドライン第一版」を完成させたことを発表した。

 インテル、エー・アンド・デイ、日本電信電話、NTTデータ、エヌ・ティ・ティ・ドコモ、オムロンヘルスケア、シーエスアール、シャープ、タニタ、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンの14社の企業が同アライアンスに加盟しており、今後ガイドラインに準拠した製品やサービスを日本市場向けに開発する計画となっている。具体的には、Bluetooth内蔵体重計、コンティニュア対応歩数計、BlueCore Bluetooth HDP 対応シリコンプラットフォーム、対応ノートPC、対応USBスタック搭載マイクロコントローラなどが開発中だ。

 コンティニュア・ヘルス・アライアンスは、医療費高騰の要因となっているライフスタイル、健康管理、人口統計学的傾向などの課題に取り組むために、2006年に設立された業界団体。ユーザが、家庭で ICT 技術と各種の健康管理機器を有効に活用し、簡単に健康管理を行えるように、健康管理機器の相互接続や運用を可能にする標準規格の技術検討や設計ガイドラインの策定を推進している。今般、コンティニュア設計ガイドラインの第一版を完成し、参加企業は、コンティニュア設計ガイドラインに準拠する血圧計・体重計・体組成計・歩数計などの健康管理機器や通信デバイス、およびこれらの機器で計測されるデータを基にしたヘルスケア・サービスの提供にむけて開発を進めていく予定だ。

 これらの次世代の個人的な在宅遠隔医療システムを利用することにより、ユーザは、体重や血圧の計測データなどから健康増進や疾病予防を目的とした家庭での健康管理を簡単に行えるようになる見込みだ。また、計測されたデータをもとに健康管理コンサルテーション・サービスを利用することにより、メタボリック症候群や生活習慣病などの慢性疾患の兆候をいち早くとらえ、その予防に役立たせることができるという。

 具体的には、ユーザは、複数の健康管理機器を、IEEEやBluetooth、USBなどを使ってPCや携帯電話などに接続することで、個人の健康情報管理に役立てることができる。たとえば、体組成計、血圧計などの複数の健康管理機器をワイヤレス・ネットワークで PC につなぎ、各々の計測データを転送すると、PC 上のアプリケーションを使ってすべての健康データを一元管理することができるようになるとのこと。
《冨岡晶》
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