メディアキャスト、1台のPC上で地デジデータ放送用コンテンツの動作検証システム | RBB TODAY
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メディアキャスト、1台のPC上で地デジデータ放送用コンテンツの動作検証システム

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ShotMUX Completeの利用イメージ図
  • ShotMUX Completeの利用イメージ図
 メディアキャストは12日、デジタルデータ放送用コンテンツの受信機による動作検証を1台のPCのみで可能とした動作検証システム「ShotMUX Complete」を発売した。価格は350万円(税別)。2008年3月より出荷される予定だ。

 ShotMUX Completeは、ShotMUX CompleteソフトウェアとOFDM変調処理ボード、Windows Vista搭載のデスクトップPCから構成されるデジタルデータ放送用コンテンツ動作検証システム。従来製品となる「ShotMUX」ではオプションで提供されていたRF出力検証機能を標準搭載したほか、地上デジタル放送規格に準拠したOFDM変調処理ボードをデスクトップPCに内蔵することにより、市販の固定受信機、およびワンセグ受信機用コンテンツの動作検証を可能とした。

 ShotMUX Completeでは、BCML(デジタルデータ放送用番組記述言語)で記述されたデータ放送コンテンツをデータ放送の伝送方式であるカルーセル化を行い、MPEG2-TS、H.264の映像素材とデータ放送コンテンツを簡易的に多重化処理を行うことでTS(Transport Stream)を生成する。生成されたTSはOFDM変調処理を施してRF信号として出力する。
《富永ジュン》
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