NEC IT戦略部マネージャーの中田俊彦氏は、まず2010年のオフィスワーカーのワークスタイルについての仮説を挙げた。それによると、会社の自席以外の場所で業務を行う機会が増加し、社内会議室や拠点などでも業務を遂行するように。また、いわゆる通勤時間などの“すきま時間”に業務を遂行する機会も増え、業務用OAツールはPC(シンクライアント含む)と携帯電話(スマートフォン含む)の2つを使い分けるようになると予測している。なお、携帯電話でできる業務もしだいに増加するが、携帯電話がPCの代替ツールまでにはならないだろうとしている。