【スピード速報】《中部特集1:東海甲信地方》圧倒的に速い愛知を静岡・山梨が追う。長野と岐阜のアップロードはかなり低速 | RBB TODAY
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【スピード速報】《中部特集1:東海甲信地方》圧倒的に速い愛知を静岡・山梨が追う。長野と岐阜のアップロードはかなり低速

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【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。
  • 【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。
  • 単位はMbps。全回線におけるアップ・ダウン速度、光ファイバ(FTTH)のアップ・ダウン速度の全てにおいて愛知県が外県を大きく引き離した
【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

 今回と次回は中部特集をお送りする。中部地方には9県が該当するため、この統計では2つに分け、都道府県コード順に新潟県・富山県・石川県・福井県を北陸地方、同じく山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県を東海甲信地方とさせていただく。

 まず、今回は2007年5月22日〜5月28日の測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた発信地解析を行い、東海甲信地方からのデータについて回線種別ごとのダウンロードの平均速度(ダウン速度)、アップロードの平均速度(アップ速度)を算出した。

 図を見ての通り、全回線におけるアップ・ダウン速度、光ファイバ(FTTH)のアップ・ダウン速度の全てにおいて愛知県が外県を大きく引き離した。愛知県は全てにおいて全国平均を上回っており、外の4県は全てにおいて全国平均を下回った。

 名古屋という大都市圏を持ち、しかも日本初の地域IXにも恵まれる愛知県は別格として、全回線におけるアップ・ダウン速度で愛知に続くのは、政令指定都市・静岡市を含む静岡県と、関東圏に近い山梨県である。長野県と岐阜県はアップ速度がかなり遅く、情報発信者にはつらい状況ではなかろうか。

 ところが、光ファイバだけのダウン速度を見ると、長野県は山梨県を上回り、岐阜県も静岡県よりはるかに速いという興味深い数字が得られた。総務省の発表の資料によると、平成18年3月末の長野県のFTTHサービス利用可能世帯比率は47都道府県中43位で、50.4%に留まっていた(岐阜県は69.7%で21位)。よって、今後、この比率が伸びれば、東海甲信地方全体のスピードは大きく改善されるのではなかろうか。今後の動向に注目したい。
《平野正喜》
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