電子マネーの重視ポイントは何? マクロミル調査 | RBB TODAY
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電子マネーの重視ポイントは何? マクロミル調査

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 マクロミルは23日、「電子マネーに関する調査」の結果を発表した。

 同調査は、4月9日から10日の2日間、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県に在住する15歳から59歳の男女を対象にインターネットリサーチ方式で実施したもの。有効回答数は1,030。

 4月下旬に発行される電子マネー2種類、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」とイオンの「WAON(ワオン)」の認知度を調べたところ、「名前も概要も知っている」、または「名前を知っている程度」と答えたのは、nanacoが35%、WAONが21%。そのうち、「利用したい(すでに入会登録を行った)」、または「やや利用したい」と回答したのはnanacoが55%、WAONが43%。

 利用したい理由は、nanacoが「セブン-イレブンをよく使うから」がトップで71%、ついで「年会費無料だから」が50.5%、「ポイントが付いてお得だから」が47.5%。WAONでは、「ポイントがついてお得だから」が61%、「年会費無料だから」が58.9%、「イオングループのスーパー・ショッピングセンターをよく利用するから」が49.5%だった。

 なお、すでに発行されている電子マネーの認知度を調べる設問では、「Suica(モバイルSuica)」は92.9%、「Edy」は85.8%、「PASMO」は84.8%が知っていると回答した。また、全体の51.3%が電子マネーを「利用している」と答え、年代別では30代男性の66.0%、20代女性の54.4%がもっとも多かった。

 1か月あたりの電子マネーの利用金額の平均は約5,124円。男女別では、男性が約5,991円、女性が約3,989円と2,000円もの開きが見られた。

 電子マネーを利用する理由では、74.2%が「支払いがスムーズになるから」をあげ、ついで「小銭が増えなくていいから」が44.5%。男女別では、「小銭が増えなくていいから」をあげた男性が女性よりも20ポイント以上高く、少額決済時にメリットを感じる男性が多いことが伺える。

 電子マネーを利用する際に重視するポイントは、「普段からよく利用する店舗で使える」が54.5%、「使えるお店の数が多い」が50.2%、「使い方や仕組みがわかりやすい」が48.9%。

 電子マネーを利用しない理由では、52.2%が「必要性を感じないから」、「現金での支払いに不便を感じないから」が33.5%、「セキュリティ面が心配だから」が29.5%。

 今後電子マネーに望むことは、「複数の電子マネーを統一」が56.5%、「セキュリティの強化」が54.3%、「ポイント・割引など付加サービスの充実」が50.4%、「利用できる店舗数の増加」が50.2%。電子マネーを導入して欲しい場所についての設問では、「公共交通機関」が58.3%、「コンビニエンスストア」が46.6%、「書店」が44.7%だった。
《富永ジュン》
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