ソフトバンクは15日、7月4日に締結した株式交換契約に基づき、同社子会社のボーダフォンと同じく同社の全額出資子会社となるBBモバイルとの間のすべての株式交換を完了し、ボーダフォンをBBモバイルの完全子会社としたことを発表した。 この株式交換の完了に伴い、BBモバイル以外のボーダフォン株主が保有するすべてのボーダフォン株式は、BBモバイルに移転する。また、BBモバイルは株式交換時の新株発行に代わり、ボーダフォンの株主に対して金銭の支払いを行うとした また、ボーダフォンが10月1日より社名を「ソフトバンクモバイル株式会社」、ブランド名を「ソフトバンク」へ変更することに伴い、新しいブランドロゴマークが導入されることも発表された。 新ブランドロゴマークは、坂本龍馬が率いた海援隊の隊旗をイメージしたソフトバンクグループの企業ロゴマークがベースで、シルバーの2本のラインをデザインしたもの。「ブロードバンドの普及を進め、情報とエンターテイメントをすべての人が公平に楽しめる世の中を作っていきたい」というソフトバンクグループの夢を2本のラインに、「携帯電話事業の原点に立ち返り、よりよい商品とサービスを提供していく」という同社の決意をシルバーという携帯電話のベーシックな色に込めた。 なお、「ソフトバンク」ブランドに変更して発売する現行機種は、SoftBank 905SH（ブラック、ホワイト、レッド、ベージュ、ネイビー）、SoftBank 904SH（ホワイト、ネイビー、ピンク）、SoftBank 904T（フォレストグリーン、アーバンシルバー、キャニオンレッド）、SoftBank 803T（ソウルブラック、ピアノホワイト）、SoftBank 705SH（ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー）、SoftBank 705T（アーバンブラック、シェルホワイト）、SoftBank 502T（シェルピンク、ハニーミルク）、SoftBank 403SH（ブルー、ベージュ）、SoftBank 304T（ブラック、ホワイト）、SoftBank 201SH（ブラック、ホワイト）の10機種。
ドコモとボーダフォン、グローバルM2M分野で提携
