リコー、813万画素のプロ向けコンパクトデジカメ「GR DIGITAL」 画角28mm相当の単焦点 | RBB TODAY
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リコー、813万画素のプロ向けコンパクトデジカメ「GR DIGITAL」 画角28mm相当の単焦点

IT・デジタル デジカメ
プロ向け単焦点デジカメのGR DIGITAL
  • プロ向け単焦点デジカメのGR DIGITAL
  • 背面には、2.5型21万画素の液晶ディスプレイを装備。光学ファインダーはオプション
  • オプションの外部ファインダーとワイドコンバージョンレンズを装着したところ
  • GR DIGITALのデザインプロセス
  • GR DIGITALのコンセプトモデル
  • GRシリーズのラインアップも展示
 リコーは、有効813万画素CCD搭載のプロフェッショナル向けコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL」を10月21日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は8万円前後。

 GR DIGITALは、コンパクトフィルムカメラ「GRシリーズ」(1996年発売)の後継モデルという位置付けで、解像力、ノイズレベル、色調、色収差特性、階調性、歪曲特性を重視している。なお、9月7日発表の「Caplio R3」で採用した手ブレ補正機能は、GR DIGITALがプロ向けという理由から搭載していない。

 特徴は、有効813万画素1/1.8型CCDと、撮像画角が35mm判換算で28mmの単焦点レンズ「GRレンズ F2.4 f=5.9mm」を搭載したこと。レンズ構成は5群6枚。7枚羽根絞りで、NDフィルターを内蔵する。開放F値はF2.4。内蔵のNDフィルターを利用すれば、F7.1からF11まで絞ることが可能だ。

 また、低ノイズ化を図りながら、自然な描写を追及した画像処理システム「GRエンジン」を搭載した。オートフォーカスに加え、マニュアルフォーカスも行える。撮影モードには、絞り優先モードやマニュアル露出モード、シーンモードなどを装備する。最短撮影距離は約30cm、マクロ撮影では1.5cm。通常撮影時の撮影間隔は約1.7秒としている。

 液晶ディスプレイは、2.5型21万画素。内蔵フラッシュは、自動ポップアップ式。

 撮像感度はISO64〜1,600。記録メディアはSDメモリーカードで、本体には26Mバイトメモリを内蔵する。最大記録解像度は、静止画が3,264×2,448ピクセル、動画が320×240ピクセル(30fps)。静止画の記録フォーマットは、JPEGのほか、RAWもサポート。

 外装には、マグネシウム合金を採用。前面ダイヤルで絞りを、背面ダイヤルでシャッター速度を設定できるツインダイヤルを装備し、マニュアル撮影時の操作向上を図っている。

 インターフェースはUSB2.0。電源は、リチャージャブルバッテリー、単4形電池×2本、ACアダプター(オプション)に対応する。

 オプションとして、外部ファインダー(23,100円)や、超広角21mm相当のワイドコンバージョンレンズ(15,750円)、ACアダプター(5,775円)なども用意する。ほかにも、市販の外付けフラッシュ、フード、フィルター(37mm)なども装着可能だ。

 さらに、GR DIGITAL専用の有料カスタマイズサービスとして、レリーズボタンを押す際の重さを微調整する「レリーズボタンアジャストサービス」(3,150円)、2台以上のGR DIGITAL所有者を対象にAEおよびAWBの個体差を近づける「AE/AWBアジャストサービス」(4,200円)、レンズ鏡筒の「GRLens f=5.9mm 1:2.4」表記部分をブラック仕上げに交換する「レンズネームリング交換サービス」(2,100円)も用意。なお、これらカスタマイズサービスの受け付けは、銀座サービスセンター窓口への直接持ち込みだけとなる。

 本体サイズは幅107×奥行き25×高さ58mm、重さは約170g。
《高柳政弘》
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