国内のブロードバンドトラフィック総量は472Gbps。06年5月には1Tbpsに達する可能性 | RBB TODAY
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国内のブロードバンドトラフィック総量は472Gbps。06年5月には1Tbpsに達する可能性

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 5月時点における国内のブロードバンド契約数のトラフィック総量は472Gbpsだという。さらに、2006年5月には1Tbpsに達するとの予測も発表された。総務省の「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算」によるものだ。

 この数字は、2005年5月に国内の大手ISP7社と主要IXのトラフィックをサンプル調査し、算出されたもの。具体的には、ISP7社のトラフィックが41.6Gbps、主要IXのトラフィックが99.1Gbpsとされている。これに、ISP7社のシェアやISPとIXとのトラフィックのやりとりなどを加味すると、472Gbpsとなるのだ。

 総務省では詳細な統計を公表しているが、その中でもユーザとISPの間で発生するトラフィックの統計「契約者(ユーザ)別のトラフィック」が興味深い。ISPからユーザに流れるトラフィック(Out)は150Gbpsから250Gbpsで変動している一方で、ユーザからISPに流れるトラフィック(In)は、120Gbps〜190Gbspとなっている。そのため、InとOutでは、差が小さいということになる。

 またブロードバンドの統計からは外れるが、ダイアルアップ、専用線、iDCなどブロードバンド以外の契約者とISPで発生するトラフィックは、約24GbpsでOutとInともにほとんど同じだ。

 なお、2004年11月の試算と比較すると、半年で1.5倍、1年で2.1倍のペースで増加しているという。これをもとに予測をたてると、2006年5月には1Tbpsに達するという。
《安達崇徳》
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