YOZANは、IP電話とデータ通信網構築において結んでいたベルネットとの資本および業務提携を本日17日付で解消したと発表した。ベルネットの財政状況の悪化と十分なシステム開発が行えないと判断したことがおもな理由。
この提携は、YOZANが首都圏に構築するIPネットワーク上で展開するIP電話システムを、ベルネットが開発するというもの。また、お互い2.5億円分の株式を持ち合っている。
同社は、ベルネットについて、債務の支払い遅延により仮差し押さえが執行されたことと、貸付金3億6,000万円が返済されないことをあげ、「同社（ベルネット）の信用が悪化している」という。また、IP電話の基礎になる「C-ASP SIPシステム」の開発をベルネットに依頼したが、今日に至るまで商用サービスで耐えられるシステムが構築できないとしている。
《安達崇徳》
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