総務省関東総合通信局は、7月8日付で日本電信電話(NTT持ち株会社)に対して120GHz帯ミリ波実験局の免許を交付した。これにより同社は、無線による最大10Gbpsの通信技術について、実用化に向けた実験を開始する。 関東総合通信局では、実用化のイメージとして、デジタルシネマ、ビル間通信、非圧縮HDTV映像伝送によるスポーツ中継や遠隔医療での利用を挙げている。 なお実験は、同社の厚木研究開発センタ内で行われ、免許の有効期限は交付から5年間になっている。