導入まで時間がかかるというイメージのあるFTTHだが、もしかするとADSL並にスムーズに使える時代がくるのかもしれない。NTTは「NTTグループ3カ年経営計画（2003〜2005年度）」の中で、エリアによっては「概ね10日」で開通させるとし、光アクセスサービスの販売拡大に全力を傾ける姿勢を明らかにした。 これは、アクセスサービスの市場開拓の項で触れられた内容。戦略的施設整備や集中的な営業に加え、「工法・業務処理プロセスの見直しによる開通期間の短縮」をおこなうとしており、東京・大阪の設備構築済みエリアでは概ね10日、その他の光化エリアでは概ね1ヶ月が目標として掲げられている。 10日といえば、Yahoo!BBの「10営業日がんばります宣言」のように、ADSLの開通日数と思われてきた数字。東京・大阪の設備構築済みエリアという限定はあるものの、近所にBフレッツユーザがいればこの日数で開通する可能性が高いわけで、気張らずにFTTHを申し込める日もそう遠くなさそうだ。
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