基本料100円。新生パワードコムのIP電話サービスは5/7より開始 | RBB TODAY
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基本料100円。新生パワードコムのIP電話サービスは5/7より開始

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 基本料が100円。業界の中でも基本料が最も安いIP電話サービス「POINT Phone(ポイントフォン)」が誕生した。POINT Phoneは、東京通信ネットワークとパワードコムが合併し、4月に誕生したばかりの新生パワードコムが提供するIP電話サービスである。

 同社は、合併早々インターネットサービスの名称を「Powered Internet(通称POINT)」(以下、POINT)に変更、さらに業界最安値といえる料金設定でIP電話サービスに参入することになった。

 POINT Phoneの料金体系は、基本料が100円、通話料は加入者間が無料、国内の一般加入電話(PSTN)へは昼間ならば7.5円/3分、夜間ならば7.5円/3分45秒、IP電話対応ADSLモデムレンタル料が月額780円。

 先行している主なIP電話事業者の料金体系はといえば、BBフォン(ソフトバンクBB)が基本料390円、通話料7.5円/3分、ODN IPフォン(日本テレコム)が基本料400円、通話料8円/3分、OCN .Phone(NTTコミュニケーションズ)とKDDI-IP電話(KDDI)が基本料380円、通話料8円/3分、@niftyやBIGLOBEが基本料280円、通話料8円/3分となっている。後発である同社としては、「安い料金」を前面に出して利用者獲得を狙っているのだろう。

 安い料金体系だけでなく、POINT Phoneでは050ではじまるIP電話専用番号と従来の一般加入電話の番号の両方をそのまま利用できる。また、他事業者がADSL利用者限定であることが多いのに対し、同社ではFTTH利用者にもサービスを提供するのも特徴のひとつだ。

 サービス対象となるのは、イー・アクセス対応のADSLプラン、東電のTEPCOひかり対応の光プラン、NTT東日本対応のフレッツ・ADSLとBフレッツプランの9コース。なお、利用に際しては、手持ちの電話機にIP電話対応ADSLモデムかIP電話アダプタを装着することになるが、ADSLサービス以外の利用者はIP電話アダプタを自分で用意する必要がある。

 今後、同社ではKDDIや日本テレコムとの無料相互通話はもちろん、他の電力系通信事業者やIP電話事業者との相互通話も積極的に進めるという。また、国際電話は6月1日よりサービス開始となる予定。

 POINT Phoneの事前予約受付は4月8日より開始され、サービス開始は5月7日から。また、本サービス開始日が決定したことを受けて、現在提供中の試験サービスは5月6日まで延長されることになった。
 さらに、利用料などが無料になる予約受付キャンペーンを、4月8日から5月5日まで実施する。

■POINT Phone(ポイントフォン)※カッコ内はキャンペーン料金
初期費用:500円(無料)
基本料:月額100円(開通から最大3ヶ月間無料)
IP電話対応ADSLモデムレンタル料:月額780円(開通から最大2ヶ月間500円)
通話料:
 POINT Phone加入者同士:無料
 国内一般加入電話:7.5円/3分(5/31まで無料)
 国内一般加入電話(23:00〜翌8:00):7.5円/3分45秒(5/31まで無料)
モデム交換手数料:2,000円(無料)
※モデム交換手数料はイー・アクセス12M/8M利用者のみ必要


[訂正] 初出時、記事タイトルでサービス開始日が5月8日となっておりましたが、5月7日の誤りでした。お詫びして訂正いたします。(2003/4/2 19:53)
《RBB TODAY》
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