EAが総額100億円の資金調達。投資先は統合するサービスエリアを中心に高速とロングリーチ設備か | RBB TODAY
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EAが総額100億円の資金調達。投資先は統合するサービスエリアを中心に高速とロングリーチ設備か

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 イー・アクセスが昨日付けでODNの個人向けADSLサービスJ-DSLの譲渡金額55億円に追加設備投資資金も加えた総額約100億円までの資金調達を完了した。

 イー・アクセスによると、55億円をJ-DSLの個人向けサービスの譲渡資金として利用するほか、必要に応じて45億円程度の追加設備投資資金を確保した。これにより、イー・アクセスは既存サービス提供エリアと営業譲渡を受けた個人向けJ-DSLのエリア統合に向けた各種設備投資資金を確保したことになる。同社によると、統合は年内完了が目標。

 イー・アクセスは営業譲渡に伴い必要となる設備投資の規模を明らかにしていないが、譲渡資金の55億円を含む約100億円は必要に応じて順次借り入れられるものとしている。また、既存サービスエリアにおける設備投資に関する資金はすでに調達済みであることから、今回の追加設備投資の資金調達は譲渡を受けたJ-DSLサービス統合に必要な資金と位置づけている。

 現在、イー・アクセスの計画では、J-DSLサービスのエリア統合に伴い8Mbpsオーバの高速サービスを順次導入していくとしている。また、J-DSLサービスの営業譲渡発表以降、イー・アクセスは回線品質やサポートといったサービス重視の姿勢を表している。実際、イー・アクセスは首都圏に限定することなく高速サービスを展開していきたいというサービス重視の姿勢を崩していないことから、営業譲渡で広がった新拠点のサービスエリアを中心に高速サービスの導入と長距離サービスに向けた設備投資を準備しているのではないかとみられる。
《RBB TODAY》
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