1日に放送がスタートしたNHK夜ドラ『VRおじさんの初恋』に出演する倉沢杏菜の演技が話題だ。
現役大学生の倉沢は、レプロエンタテインメントが2021年から22年にかけて開催していた「レプロ30周年主役オーディション」がきっかけで芸能界入りを果たした新星。
同ドラマは、暴力とも子の漫画が原作。物語は「現実世界」と「バーチャル世界」、2つの世界を行き交いながら、中年の独身男性・直樹（野間口徹）の初恋が描かれる。仕事では年下の上司に叱られる日々、人生において成功体験と言えるものもない直樹の生きがいは、VRの世界で制服姿の女の子・ナオキ（倉沢杏菜）となり、1人で過ごすことだった。
昨夜の第1話では、そんな直樹の愛するVRゲーム「トワイライト」の人気がなくなり、残り半年でサービスが終了となってしまうことが判明。しかし、直樹にとっては、寂しい世界で1人過ごす時間が癒しであったため、その終焉を受け入れ、静かに見届けようとしていた。ナオキの姿で、いつものように、お気に入りの喫茶店でパフェを食べようとしていたところ、いきなり、美少女アバター・ホナミ（井桁弘恵）に苺をつまみ食いされる。
人が苦手なナオキは走って逃げようとするが、ホナミは丘の上まで追いかけてきて、慣れないVR操作で話しかける。初めは不審がっていたナオキも、仕方がなく操作を教えてあげるなか、丘から見えるお気に入りの景色に共感してくれるホナミに、少し心を動かされ、珍しく動揺してしまう。
視聴者からは「こんな巻き巻きツインテ制服女子なのに、野間口徹の黄昏を表現出来るの、なに？すごない？」「ナオキが漫画で読んでた時のイメージのままで感動！」などの声が寄せられている。
《KT》
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