【インタビュー】平美乃理&花音&福山絢水がエイベックスの新企画舞台『無垢ども』に挑戦! | RBB TODAY
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【インタビュー】平美乃理&花音&福山絢水がエイベックスの新企画舞台『無垢ども』に挑戦!

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福山絢水、平美乃理、花音【撮影:Jumpei Yamada】
  • 福山絢水、平美乃理、花音【撮影:Jumpei Yamada】
  • 福山絢水、平美乃理、花音【撮影:Jumpei Yamada】
  • 平美乃理【撮影:Jumpei Yamada】
  • 花音【撮影:Jumpei Yamada】
  • 福山絢水【撮影:Jumpei Yamada】
  • 福山絢水、平美乃理、花音【撮影:Jumpei Yamada】
  • 舞台『無垢ども』
  • 舞台『無垢ども』
 川栄李奈、飯豊まりえ、生見愛瑠らドラマや映画で活躍する俳優陣が所属するエイベックスが、若手俳優を中心に演技経験を積んでいくための場として新プロジェクト『ACTORS STAND(アクターズスタンド)』を創設。

 本プロジェクトの第1弾となる舞台『無垢ども』が4月17日から赤坂RED/THEATERで上演される。本作は「熟成肉」に魅せられ、校舎裏にあるウサギ小屋でブロック肉を熟成させていた高校1年生・遠山一華(平美乃理)が全学闘争委員会のリーダーと出会い、ジェンダーレス制服を巡る熾烈な学内闘争に巻き込まれていく物語。本作に出演する平美乃理、花音、福山絢水に、舞台への意気込みや自身が演じる役柄の魅力、この春に挑戦したいことなどを聞いた。

舞台『無垢ども』


――新プロジェクト『ACTORS STAND』が始動しましたが、最初にこの企画を聞いたときの気持ちはいかがでしたか。

平:事務所の先輩方や舞台で活躍されている方と共演することが1つの夢だったので、エイベックスのチームで舞台ができると聞いたときはすごく嬉しかったです。私にとって初舞台になるので偉大な先輩方からいろんなことを学んで、少しでも成長できるように頑張りたいです。

福山:事務所内で一緒に舞台をやるというのを今まで聞いたことがなかったので、その中の1人として選んでいただけたことが嬉しいです。お芝居の経験が豊富な先輩方と一緒に作品を作れるのは貴重な経験になりますし、今まで面識がなかった方とも、これを機会に仲良くなって一緒にいい作品が作れればいいなと思っています。

花音:エイベックス所属のタレントはもちろん、脚本・演出の大野大輔さんとご一緒できることを嬉しく思います。この作品は「弁論」がテーマになっていて、膨大なセリフ量なので不安はありますが、自分にとってワンステップ上がれる機会だと思うので成長の場として楽しみにしています。

福山絢水、平美乃理、花音【撮影:Jumpei Yamada】


――平さんは本作が初舞台であり、初主演となりますね。

平:はい、最初はどうして私が主役なんだろうという不安な気持ちがあったのですが、大野さんに「セリフ量も多いし、常に舞台上に出ている感じになるけれど大丈夫?やれますか?」という話をされたときに覚悟ができて、頑張ろうという気持ちに切り替わりました。

平美乃理【撮影:Jumpei Yamada】


――ご自身が演じる役柄の魅力や演じる上でのポイントを教えてください。

平:YouTubeで見た熟成肉に興味を持って、学校のウサギ小屋で熟成肉を作る高校生の遠山一華役を演じます。熟成肉について熱く語ったり、セリフ量が多いので、自分の声を最初から最後まで全て録音して、家でラジオのように流して聞くようにして練習しています。一華は熟成肉を作ることにしか興味がない子ですが、私も昔から絵を描くことが好きで、絵を描いているときは集中したいですし、一つのことに没頭するタイプなので、そこは一華と似ているなと感じました。

福山:空手部のエースで、キャストの中でも1番無口な久松京子役を演じます。私は学生の頃から、音楽を聞いたりしながら部屋の中で過ごしているタイプだったので、最初に役柄を聞いたときは、えっ私が空手!?とびっくりしました。きっと空手の技も披露することになると思うので、皆さんに迫力が伝わるように練習を頑張りたいです。

花音:私は成績優秀な生徒会長で、欲しい物はどんな手を使ってでも手に入れる“ザ・性格悪い女”神宮寺紗英子役を演じます。こういうキャラクターを演じてみたかったので楽しみですし、すごく挑戦になるなと思っています。かなり性格が悪い子なので、個人的には悲しいのですが、皆さんにはぜひ嫌いになってもらいたいです(笑)。

福山絢水【撮影:Jumpei Yamada】


――皆さん個性豊かなキャラクターを演じられますが、3人がお互いを見て役柄に合っていると思いますか?お互いの印象を教えてください。

福山:平ちゃんは絵が上手で、物事に没頭できる飛び抜けた才能がある子なので、そこは役と似ていると思いますし、一つのことに夢中になれるピュアな感じも合っているのかなと思います。花音ちゃんとはプライベートでも遊ぶことが多いのですが、本当に優しくて頼れるお姉ちゃんのような存在なので、役柄とは真逆な性格のように思います。でも以前、花音ちゃんが人の抜けているところを見るのが好きとか、気まずい空気が好きと言っているのを聞いたことがあるので(笑)、そんな花音ちゃんが紗英子役を演じるのはとても楽しみです。

花音:平ちゃんは何回かレッスンで一緒になったことがあるのですが、若いのに凛としている芯のある子で、クールな印象があるので、少し謎めいている部分が一華役に溶け込めるのではないかなと思います。あやみん(福山)は普段から身振り手振りが大きくて愛されキャラな感じですが、京子も登場人物の中で1番愛されキャラだと思うので、そこはあやみんにぴったりだと思います。

平:花音さんが言ったように、福山さんは可愛くてキャラクター的なところが愛されポイントだなと思いますし、運動も得意でプライベートでキックボクシングをやっていたことがあるとお聞きしたので、空手の方も楽しみにしています。花音さんは明るくて優しい方なので、私も役とは真逆だなと思ったのですが、成績優秀とか生徒会長とか超お金持ちとか、そういう優雅でエレガントな雰囲気がハマっているなと思いました。

花音【撮影:Jumpei Yamada】


――本作のストーリーの魅力や見どころも教えてください。

花音:生徒それぞれが、今自分が1番手に入れたいものを自分なりに頑張って論破していくストーリーになっています。生徒同士で論理的に言い合ったり、相手を追い詰めるシーンが多いので、「弁論」シーンは見どころになると思います。

平:「熟成肉」というワードをきっかけに、ジェンダーレスなどの現代社会を映した問題についても描かれているところが魅力だなと思います。

福山絢水、平美乃理、花音【撮影:Jumpei Yamada】


――「熟成肉」づくりに没頭している女子高生の物語にちなみ、皆さんが今ハマっているもの、推しているものはありますか。

福山:キャンドルです。前までは柑橘系やお花の香りが好きだったのですが、最近はお香の煙のような香りにハマっていて、朝や夜にキャンドルを机の上に置いて火を灯して癒されることで、心が潤う時間になっています。

花音:私は家のお風呂に炭酸風呂のタブレットを入れて、炭酸風呂に入ることにハマっています。すごく疲れが取れて、肩や首のこりがスーッと消える感じがして眠りやすくなるんです。42度で12分くらい湯船に浸かるのが1番適していると聞いたので、それを意識しつつも、もうすぐ12分くらいかな?と感覚で入っています(笑)。

平:私は油絵の画材のセットです。そのまま飾ると部屋のインテリアとしても可愛いですし、中を開けると大きめの絵の具が入っていて、それを使って絵を描いていると心が潤います。部屋の中が学校の美術室のような匂いになるので、家に帰った時に高校時代を思い出して懐かしい気持ちになれます。

――新生活を始める方が多い春の舞台になりますが、皆さんがこの春、新たに挑戦したいことはありますか。

平:私は体をしなやかにしたいです。長時間、絵を描いていたりすると肩が固まってしまったり、体が硬くなってしまうので、日々運動やストレッチを頑張って体のしなやかさを磨いていきたいです。

福山:私は1人旅に挑戦したいです。本当は海外に1人旅に行きたいですが、この春は難しいので、国内のどこかに計画して1人で泊まるチャレンジをしてみたいです。

花音:私は最近、初めての1人暮らしを始めて、まさにザ・新生活を送っているので自炊を頑張りたいなと思います。実家から具材を細かくトロトロにできるグラインダーという器具をもらったので、それを使ってキノコのポタージュなど、おしゃれなスープを作ったりして料理のレパートリーを増やしたいです。

舞台『無垢ども』
《小宮山あきの》
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