映画『キングダム 大将軍の帰還』の公開日が2024年7月12日に決定。最新映像とティザービジュアルが公開された。
紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信（山﨑賢人）と、中華統一を目指す若き王・えい嬴せい政（吉沢亮）を壮大なスケールで描いた同シリーズ。2006年1月より『週刊ヤングジャンプ』にて連載が開始されると、現在までに単行本は70巻まで刊行され累計発行部数が、集英社の青年マンガ史上初となる1億部（2023年11月時点）を突破している。
すでに3作品が映画化されているが、今年公開されたシリーズ3作目『キングダム 運命の炎』では、キングダムの魂とも言える若き王・嬴政の過去を描いた「紫夏編」と、信が初めて王騎将軍と戦場で戦うことになった「馬陽の戦い」が描かれた。
最新作では、信と王騎が隣国・趙との総力戦「馬陽の戦い」の続きが描かれる。前作に引き続き、佐藤信介が監督を務め、天下の大将軍を目指す主人公・信役の山﨑賢人、中華統一に挑む若き秦国王・嬴政役の吉沢亮、軍師見習いとして励む河了貂役の橋本環奈、飛信隊の副長として信とともに戦う羌瘣役の清野菜名、秦国軍総大将として戦地に舞い戻り「馬陽の戦い」に挑む大将軍・王騎役の大沢たかおらが続投している。
さらに、今作では過去に王騎と馬陽の地で因縁の戦いを繰り広げた武神と呼ばれる最強の敵・龐煖（吉川晃司）、そして、戦の場に姿を現さないが他の追随を許さない存在感で戦局を見守る謎多き軍師・李牧（小栗旬）も登場する。
解禁されたビジュアルは、主人公・信が憧れる王騎の堂々たる出で立ちが印象的な仕上がり。また、ティザー映像も公開。王騎からの命を受け、趙国の副将・馮忌（片岡愛之助）の首を取る武功を上げた飛信隊だったが、野営地での宴の最中、突然何者かの夜襲がかかる。飛信隊を守ろうとする隊長・信の前に現れたのは、巨大な体と尋常ならざる力で仲間たちをなぎ倒していく、龐煖の姿だった。龐煖は、その身に神を宿す“武神”と呼ばれる絶対的強者として信・羌瘣（清野菜名）ら飛信隊の前に立ちはだかる。
