シャープ、4K3K&無線LANに対応した新型ネットワークカメラを発表 | RBB TODAY
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シャープ、4K3K&無線LANに対応した新型ネットワークカメラを発表

エンタープライズ セキュリティ
外形寸法は220×220×99mm、屋外設置用の取付金具使用時は237×237×142mm。国内初となる4K3Kの高解像度で、映像データは無線LANで送信できる。防水・防塵、耐衝撃設計で屋外にも設置可能だ(画像はプレスリリースより)
  • 外形寸法は220×220×99mm、屋外設置用の取付金具使用時は237×237×142mm。国内初となる4K3Kの高解像度で、映像データは無線LANで送信できる。防水・防塵、耐衝撃設計で屋外にも設置可能だ(画像はプレスリリースより)
  • シャープでは初のネットワークカメラのラインナップとなる「QG-B20C」。満を持しての投入となるが、国内メーカーとしては、初の12メガピクセルの高解像度に対応し、屋外設置も想定したタフな作りになっている(画像は公式Webサイトより)
 シャープは4日、4K3Kの高解像度で全方位の映像監視を実現し、映像データを無線LANで送信可能なネットワークカメラ「QG-B20C」を4月に発売することを発表した。

 独自開発の12メガピクセル1型CMOSイメージセンサーを採用し、4K3K(4,064×3,048ピクセル、最大15fps)の高解像度で撮影が可能。ちなみに通常の4K画質といえば、3,840×2,160ピクセルとなるが、同製品でうたわれている4K3Kは、4,064×3,048ピクセルとなり、従来の4Kよりも大きい。

 トリプルエンコーディングに対応しており、4K3K、Quad-VGA(1,280×960ピクセル)、VGA(640×480ピクセル)の3種類の画質で同時に出力可能。これにより常時録画はQuad-VGAで記録し、詳細な確認が必要なアラーム発生時には高画質の4K3Kで記録、モニター表示には帯域を抑制したVGA画質で配信するといった効率的な運用が可能だ。

 無線LANはIEEE802.11a/b/g/n/ac対応で、4K3Kの高解像度の映像データを手軽に伝送することができる。IP66準拠の防水・防塵性能とIK10準拠の耐衝撃性能を備えており、屋外にも設置可能。

 また、異常事態が発生したことを検知すると録画を開始したり、アラーム通知を行う画像解析機能も搭載。設置したエリアへの侵入検知や物体の置き去り・持ち去り検知に加え、設定したラインを越えた人数や設定エリア内に立ち止った人数をカウントする「人数カウント機能」、複数の駐車場の空き状態を検知する「駐車場空きスペース検知機能」、設定エリア内の行列の有無を検知する「行列検知機能」などの独自の機能を搭載している。そのため、セキュリティ監視用途以外のソリューションにも活用が可能だ。

 有効画素数は約1,260万画素、焦点距離は約3.16mm、F値は1.9で画角は水平179度、垂直135度。希望小売価格は435,000円(税別)。8日から11日まで東京ビッグサイトで開催される「SECURITY SHOW 2016」に出展される予定だ。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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