NTT、6期連続増収で過去最高収益の四半期に……2016年3月期2Q決算
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営業利益も、地域通信および移動通信セグメントのコストコントロール等により7334億6400万円と増益(前年同期比24.1%増)。さらに、四半期純利益は、減税の影響等により、3773億1900万円の増益(前年同期比30.0%増)となった。
セグメント別で見ると、地域通信は、減収傾向が続くがコストの削減等により過去最高益となった。長距離・国際通信は、先行投資等により増収減益。移動通信は、ドコモ光による増収やコスト効率化の取組みにより増収増益。データ通信も売上拡大に伴い増収増益だった。
なおモバイル契約数は6,849万(純増+190万)、FTTH契約数は1,904万(純増+32万)、コラボ光は235万(新規+27万、転用+180万)と、いずれも増加を示している。
またNTTでは、現在PSTN(公衆交換電話網)により提供している「固定電話」を、逐次IP網へ移行する方針を発表した。モバイル・ブロードバンドの進展により、固定電話の位置づけが変化していることを受け、基本的なサービス内容、工事形態、基本料などは現状のままとしつつ、機能などを見直す。また距離に依存しないIP網の特性を活かし、より使いやすい料金で提供することを目指すという。時期については、2025年頃に中継/信号交換機が維持限界を迎えるため、それまでに移行を行う計画だ。