長崎新聞社がGPSを使って新聞配達ルートを可視化するプロジェクト「The Way」を実施。特設サイトで、長崎県の地図上に配達員の動きを光で表示した。時間の経過とともに配達が進むと、光のラインが県内各所に広がり、配達ルートを目で確認できる。 さらに、YouTubeでは配達員の配達シーンを映像で追いかけたスペシャルムービーも公開。観光名所が並ぶ風光明媚な長崎を、配達ルートに沿って視聴できる。長崎の知名度向上や地域活性化にも一役買うユニークな試みとして、注目されているようだ。 そもそも同プロジェクトは、同社が「新聞印刷輪転機」を2セット同時に更新したことを記念しての取り組みとなる。新輪転機により、カラー面が12面から16面へと増加。印刷スピードも高速化し、旧機に比べて1時間当たりの印刷部数を約2万部多くすることが可能になったという。