【Interop 2015 Vol.50】富士通、標準型サイバー攻撃への内部対策が可能な「iNetSec Intra Wall」を展示 | RBB TODAY
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【Interop 2015 Vol.50】富士通、標準型サイバー攻撃への内部対策が可能な「iNetSec Intra Wall」を展示

ブロードバンド セキュリティ
富士通のブースで紹介されていた「iNetSec Intra Wall」
  • 富士通のブースで紹介されていた「iNetSec Intra Wall」
  • iNetSec Intra Wallの解説。セキュリティの内部対策にフォーカスを当てたソリューションだ
  • iNetSec Intra Wallの構成。センサーの役目を果たす専用アプライアンスと、このアプライアンスを管理するマネージャーから成る
  • センサーの役目を果たす専用アプライアンス。シグニチャーやエージェントが必要なく、簡単に導入できる
  • センサーを統合管理するマネージャーの画面。画面で赤い▲のある端末がマルウェアに感染しているものだ
 富士通のブースでは、標準型サイバー攻撃への内部対策が可能な「iNetSec Intra Wall」を展示していた。

 同社担当によると「最近では、標準型サイバー攻撃によって、入口・出口のセキュリティ対策をすり抜けて、イントラネットにマルウェアが進入するケースが増えている。もはや侵入を前提にしたマルウェア対策が必要だ」という。そこで開発されたのが、このiNetSec Intra Wallだ。

 この製品のユニークな点は、従来のようなシグニチャーやエージェントが必要なく、簡単に導入できる点だろう。ネットワークに侵入したマルウェアの通信の振舞い(種別・方向・順序)の相関関係から、感染が疑われる端末を検知する。

 この特許技術によって、その端末をネットワークから遮断することが可能だ。既知のマルウェアだけでなく、亜種や未知のマルウェアでも効果があるそうだ。

 iNetSec Intra Wallの具体的な構成は、センサーの役目を果たす専用アプライアンスと、このアプライアンスを管理するマネージャーから成る。専用アプライアンスを社内イントラのセグメントや拠点のセグメントに配置。専用アプライアンスは、タグVLANの場合は16VLANまで管理できるようになっている。

 また、マルウェアの検知だけでなく、ネットワークの通信を監視し、業務で禁止されているファイル共有ソフトなどのアプリケーションを検知・遮断することで、企業のセキュリティポリシーの統制や情報漏えい対策を強化できるという。
《井上猛雄》
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