桜が満開の江戸ワンダーランド日光江戸村(栃木県日光市)のなかを、鈴木福くんが駆け回った。5月24日まで開催されている「妖怪ウォッチ×リアル宝探し『宝さがし大作戦ニャン!』」に挑戦したのだ。 福くんは4月12日忍者の格好に変身して、妖怪ウォッチ×リアル宝探しの受付窓口に突如姿を現した。係員からレクチャーを受け、腕に“妖怪ウォッチ”を付け、園内に掲出されたヒントや地図を手がかりに、妖怪たちに盗まれた「妖怪大辞典」を探し出すゲームに“ガチ”でトライした。 福くんは、「ここだ!」と狙いを定めたスポットへ向けると、園内を猛烈にダッシュ。妖怪ウォッチ×リアル宝探しに夢中になる福くんとすれ違った来場者たちは、「あ、あれっ!? もしかしていまの、福くん!?」とびっくりしていた様子。福くんはハイペースでゴールへ向けて突っ走った。 スタートしてから約1時間。福くんは見事、「妖怪大辞典」が隠されたスポットをつきとめ、「なかなか難しかったけど、楽しかった」と笑顔で話した。 また、「江戸ワンダーランドは前にも来たことがある」という福くんは、妖怪ウォッチ×リアル宝探しのほかに、「手裏剣道場が楽しかった。おススメです」とも話していた。実は福くん、1時間ほどの“宝探しゲーム”の合間に、手裏剣道場や侍との“野試合”にも挑戦。福くんに1本とられた侍は、「おぬし、只者ではないな。さすがに俳優じゃ」と悔しげ。二人のまわりにはあっという間に人だかりができた。 正午、団子屋でひと休みしていると、店の娘が「いまは桜が見ごろですが、ゴールデンウィークのころはお山が一面、緑に染まりましてね、それはそれはきれいですわ」と話しかけてきた。「いいね。5月にまた来たいなあ」と返そうとしたそのとき、外から「待て待て待て待て~っ」という声。ステージ上で野外ライブが始まった。 家族連れや外国人観光客などでごった返す野外ライブ会場に、「あ、あれ、もしかして」という観客の声。なんと、妖怪ウォッチ×リアル宝探しをフィニッシュしたばかりの福くんが、人質役で出演しているじゃないか。 ステージ出演を終えた福くんは、「結構、緊張しました。でも楽しく演じられた。役の出来? うーん、僕は自分であまり点数をつけないので」と売れっ子タレントとしての“プロ根性”をあらわにしていた。 侍、忍者、悪代官、悪商人……。江戸時代を生きたそれぞれのキャラクターに大接近できる江戸ワンダーランド日光江戸村。シレッと園内を歩くニャンまげに手を振りながら、思い思いに変身したり、忍者の必殺技を体験したり、劇場のパフォーマンスで爆笑したりで、あっという間に時間が過ぎていく。江戸ワンダーランンドでは、福くんのように、妖怪ウォッチ×リアル宝探しに夢中になりながら、手裏剣道場や野試合に“脱線する”という楽しみ方もおもしろい。 江戸ワンダーランドを1日楽しんだ福くんは、新発売の妖怪メダル第5章もゲットし、「どれもすっごい楽しかった」と充実の表情。「妖怪ウォッチ×リアル宝探し『宝さがし大作戦ニャン!』」は、5月24日まで実施中。ゴールデンウィークは、江戸ワンダーランドで、いつもとはひと味違った、子供たちの生き生きとした表情に出会えるかもしれない。