【トレンド】2015年は次世代エコカー元年ってご存知?……背景を分析
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ここでいう「次世代エコカー」とは、電気自動車=EVと、プラグインハイブリッドカー=PHVの2タイプだ。いずれも外部から充電できる電池を搭載し、排ガスを出さない電気走行ができる。EVのエネルギー源は電池のみで、PHVは電池のほかにガソリンエンジンなど複数の動力源を搭載しているという違いがある。
米国環境車サイト「Hybridcars.com」が市場調査会社のBaum & Associatesと調べたところによると、PHV・EVの累計世界販売台数は2014年12月末時点で、71万台を突破した。Hybridcars.comはこの台数が、2015年8~9月には100万台を越えると予想しており、2015年を「次世代エコカー元年」とする所以だ。
日本の一般社団法人「次世代自動車振興センター」によると、日本国内でのPHV・EVの保有台数は、2011年度に2万6394台だったものが2013年度には8万4928台へと増えている。直近の数字では、経済産業省調べで2015年1月末までの累計販売台数が約11万台となっている。同じく経済産業省によると、国別のPHV・EVの保有台数で日本は世界2位、Hybridcars.com調べによると2014年12月末の累計販売台数は世界3位だ。