「エッジスクリーン」を徹底攻略!GALAXY Note Edge全力レビュー 2ページ目 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

「エッジスクリーン」を徹底攻略!GALAXY Note Edge全力レビュー

IT・デジタル スマートフォン
サムスン・GALAXYシリーズの最新端末「GALAXY Note Edge」
  • サムスン・GALAXYシリーズの最新端末「GALAXY Note Edge」
  • 背面は光沢感のあるレザー風加工を施した。メインカメラに心拍センサー、NFCのタッチポイントにスピーカーをレイアウトしている
  • 側面にはカーブ型有機ELを採用する「エッジスクリーン」を搭載
  • エッジスクリーンの設定メニューから「パネルの管理」を選ぶと任意のスクリーンを最大7件まで選べる
  • 通常に構えるとエッジスクリーンは右側にくるが、上下を回転させれば左利きのユーザーでもスムーズに操作ができる
  • 「ディスプレイと壁紙」設定から「片手操作」を選び、「画面サイズを縮小」をONにしておけば、5.6インチのメイン画面を縮小した画面上で操作ができるようになる。電車内で片手操作する時などに便利だ
  • エアコマンドのメニュー
  • スクラップした画像ファイルにSノートでメッセージを付けてメールで送ることも簡単にできる。コミュニケーションの幅も広がるはずだ

■ビジネスシーンの「エッジスクリーン活用術」

 GALAXY Note Edgeの最大のハイライトである「エッジスクリーン」がどんなものなのか、改めて確認しておこう。エッジスクリーンは本体正面の右側面に配置されている。パネルのデバイスにはメインディスプレイと同じSuper-AMOLED有機ELが搭載されており、本体のフロントパネルから側面に向かって緩やかにカーブしている曲面形状が特徴だ。エッジスクリーンにはアプリのショートカットや通知など様々な情報を表示でき、メインスクリーンとは切り離された格好で独立してスワイプやタップ操作で動かすことができる。

 エッジスクリーンは本体を起動している時、ロック画面も含めて全画面で操作できる。エッジスクリーンを外側から内側向かってスワイプすると画面が表示され、上下左右にスワイプして内容を切り替えることができる。設定メニューの「エッジスクリーン」からは、表示内容を細かくカスタマイズすることも可能だ。例えば「パネルを管理」のメニューに入ると、エッジスクリーンに表示する最大7件までのパネルが選べるほか、デザインや表示するテキストの変更も自由に行うことができる。

 スマートフォンはもはやビジネスマンにとって欠かせない情報ツールだ。一般的なスマートフォンの場合、ふだん頻繁に使うアプリやサービスはホーム画面に整頓して配置しておくことで、使いたいときに素速く呼び出すという使い方が一般的だと思うが、Note Edgeの場合はエッジスクリーンを活用することで、より素速く目的のアプリや情報に辿り着ける。例えばメインスクリーンでWebを見ながら、通話アプリやマップアプリにショートカットしてアクセスができ、さながらマルチタスクのようにアプリでやりたいことが自在に扱えるのは大きなメリットだ。

 エッジスクリーンに普段よく使うアプリを常設しておけば、ビジネスの効率が飛躍的にアップする。先述の「パネル管理」から、スマホにインストールされている全てのアプリが配置できる。エッジスクリーン専用の便利なウィジェットアプリも色々と開発されている。例えばジョルダンの「乗り換え案内 for エッジスクリーン」は、アプリで検索した乗り換え案内の結果をスクリーンに表示しておくことができるアプリだ。サムスン純正の「S Note widget for Edge」は「Sノート」アプリへのショートカットになるビジネス必携アイテム。他にもエッジスクリーンの上端を下に向かってスワイプすると、定規やボイスレコーダーなどの便利なユーティリティーツールを引き出すことができる。


■ほかにもビジネスに“エッジな機能”を満載

 GALAXY Note Edgeにはビジネスマンを強力にバックアップする数々の機能が搭載されている。代表的なものをいつくか紹介しよう。

 まずは「ボイス録音」だ。社内会議の議事録用に、あるいはクライアントとの打ち合わせにボイスレコーダーを活用している方も多くないだろうか。筆者も職業柄よくインタビューにボイスレコーダーを使っているのだが、本当は少しでも鞄に入れる荷物を減らすために、録音機材はスマートフォンに一本化したいと思っている。でもスマートフォンに搭載されているマイクの性能がいまひとつなので、仕方なくボイスレコーダーも別途持ち歩いているのが現状だ。そんな悩みを解決してくれそうなのが、Note Edgeに搭載されている「3つのマイク」だ。

 本機では3つのマイクで本体周辺8方向の音を聴き分けて、より正確で高音質な録音が行える。「ボイスレコーダー」アプリを立ち上げると、「標準/インタビュー/会議/音声メモ」の4つのモードを切り替えて集音特性が選べる。「インタビュー」はスマートフォンの前後2方向からの音に対してマイクの感度を高めるモードで、これはまさに筆者が心待ちにしていた機能だ。「会議」は8方向全てに感度を高める機能だが、録音後にファイルを再生する際に「音声」アイコンをタップすれば、その方向の音声を消して特定の方向からの音だけを聞くことができるユニークな機能も付いている。

 「Sノート」アプリに含まれる「フォトノート」は、会議の内容を記録したホワイトボードのメモに便利な機能だ。ホワイトボードや黒板などを、斜めから撮影した画像をまるで正面から撮影したような画像に補正変換して、そこに手書きでメモも加えられるようになる。ビジネス用途だけでなく、学校の講義をノートに取る際の補助的なツールとしても役に立ちそうだ。

 GALAXY Noteシリーズの特徴的な機能の一つである「マルチウィンドウ」では、強力なCPUのパワーを活かして5件までのポップアップと2画面分割を合わせて、最大7件のアプリを同時に立ち上げることができる。例えばクライアントから送られてきた見積もりをメールでチェックしながら、電卓で金額を計算して、支払い予定日をSプランナーで確認するといった作業が、スマホの単体画面表示で行えるのは非常に画期的、かつ快適だ。

 Sペンの「スマート選択」機能はビジネスでもガンガン活用したい。Webサイトの気になる情報をスクラップしてDropboxやEvernoteなどのアプリで共有できるスムーズな連携も実現されている。

 本体の紛失など、万一の場合があってもセキュリティ機能は万全だ。GALAXY S5から搭載された指紋センサーはNote Edgeも採用。ロック解除はパターン/PIN/パスワードによる設定に対応する万全の構えだ。
《山本 敦》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top