iPhone 6を壊した!!どうなる修理費用?……キャリアで違うサービスも | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

iPhone 6を壊した!!どうなる修理費用?……キャリアで違うサービスも

ブロードバンド 回線・サービス
わずか1日で壊れたiPhone 6
  • わずか1日で壊れたiPhone 6
  • わずか1日で壊れたiPhone 6
  • アップルの保証サービス「AppleCare+ for iPhone」
  • ドコモの保証サービス「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」
  • auの「auスマートパス」にも保証サービスが含まれる
  • ソフトバンクの保証サービス「あんしん保証パック(i)」
 iPhone 6と6 Plusは画面が大きくなった上で、厚さが従来の5sより薄くなった。丸みを帯びた構造になったことで、持ちやすいという声もあるが、画面が大きくなったことで、重心が今までのiPhoneと変わるため、感覚が違って落としそうになったという声も聞かれる。

 ちなみに、ここで懺悔させてもらうと、実は筆者もiPhone 6をすでに1台破損させている。駅構内で立ってiPhoneを操作していたところ、電車に駆け込もうとした通行人が筆者に衝突し、端末が手から落下。その結果が写真の有様だ。ガラス面全体にヒビが入っており、一部ガラスが欠けて基盤が見えている。一応操作はできるが、この状態で使い続けるのはほぼ不可能と言っていいだろう。

 これが、iPhone 6が発売された翌日9月20日の午後3時ごろのこと。Twitterなどで検索すると結構な数の御同類がいたようで、残念ながらネット初報告とはいかなかった。とはいえ、マスコミ関連ではかなりのスピード記録になったのではないだろうか。いや、まったく自慢にならないのだが。

■AppleCare+の申し込み方法は2通りある

 ということで、青い顔をして修理費用について調べていたところ、どうやらiPhone 6の修理保証サービスはキャリアによって結構な違いがあることに気が付いた。

 まずは、アップルのホームページで案内されている修理費用を確認しておきたい。画面破損の修理費用はiPhone 6が11,800円(税別、以下すべて税別)、iPhone 6 Plusが13,800円。別の損傷がある、または追加の修理が必要な場合は、補償対象外修理サービス料金として、iPhone 6で31,800円、iPhone 6 Plusで35,800円かかることもあるとしている。

 ただし、「AppleCare+ for iPhone」に登録していた場合には、最大2回まで1回につき7,800円で修理を受け付けてくれる。なお、このサービスはiPhone 6購入時に9,400円を支払うことで加入できるが、端末を購入してから30日までなら申し込みが可能。登録すると90日間の無償電話サポートが受けられ、iPhoneの製品保証とサポートが2年間まで延長されるのも魅力だ。

 また、「AppleCare+」はキャリアから申し込むこともできる。この場合には、それぞれ毎月支払いの24回払いとなり、端末の購入時のみ加入が可能。auでは初回に200円を、以降は毎月400円を支払い、ソフトバンクとドコモは毎月392円を支払うことになる。支払総額はアップルストアを利用した場合と変わらないが、キャリアとの契約を解除した段階で、「AppleCare+」による月々の支払も停止となるのが嬉しいところ。もちろん、それ以降にiPhoneが壊れた場合には、サービスを受けられないので注意が必要である。

■キャリア固有の補償サービスは?

 また、iPhone 6/6 Plusの修理には、キャリア独自の保証サービスも利用できる。こちらは、サービスの利用期間中は月額料金を支払い続けることになり、その内容はキャリアによって大きく異なる。

 まずは、ドコモの「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」だが、月額料金は600円。端末が破損した場合には7,500円で新品と交換してくれる。申し込みはiPhone購入から14日以内となっており、サービスの利用可能回数は1年間に2回まで。水濡れや全損、紛失、盗難などがサービスの対象となる。

 次にauだが、実はクーポンやデータバックアップなどを提供している「auスマートパス」の中に、iPhoneの修理代金をサポートする特典が含まれている。月額料金は372円だが、iPhoneを利用している場合、11月30日までに入会すると、年内の支払いが無料になるキャンペーンを実施中。端末が破損した場合には、修理費用を最大7,800円まで負担してくれるので、「AppleCare+ for iPhone」にも加入していれば修理費用が実質0円になるという計算だ。サービスはiPhone購入から2年間まで利用でき、利用可能回数は2回まで。水濡れや偶然の事故による破損などが対象内となり、付属アクセサリーも補償の範囲に含まれる。

 最後にソフトバンクだが、「あんしん保証パック(i)」と「あんしん保証パック(i)プラス」という2種類のプランを用意している。加入するには端末購入と同時での申し込みが必要で、月額料金は前者が500円で後者が650円。「あんしん保証パック(i)プラス」には、iPhoneや周辺機器に関する電話サポートが受けられる「ケータイなんでもサポート」が付属する。保証対象は故障や水濡れなどとなり、修理が発生した場合の代金のうち、iPhone 6では87%を、iPhone 6 Plusでは90%をソフトバンクが負担。これには、バッテリーの交換費用も含まれる。そのほか、全損や盗難、紛失の場合には同一機種、または指定機種に会員価格で機種変更できるサービスも用意した。

■端末のバックアップもお忘れなく

 こうして並べてみると、同じ端末であるiPhoneでも購入するキャリアによって補償サービスに結構な違いがあることがわかる。購入後2日で破損させてしまった筆者としては、修理費用を実質0円にしてくれるauのサービスが魅力的に見える。

 アップルとキャリアでそれぞれ補償サービスに個性はあるが、iPhone 6を大切に使い続けるためには、いずれかに加入しておきたい。ただ、保証の対象範囲は各キャリアで細かく決められているので、サービス加入前に一度確認しておくといいだろう。iPhoneを修理すると端末内のデータが削除されるほか、新品との交換となるケースもあるため、手持ちのiPhoneをそのまま使い続けられない点にも注意が必要だ。

 なお、iPhoneには1年間の製品保証期間が設けられており、その対象となる修理サービスは1年間まで無料で利用できる。いずれにせよ、筆者のように買ってすぐ破損、ということにならないよう、気をつけてiPhone 6を楽しんで欲しい。
《丸田》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top