4月16日に、カナダ大使館のオスカーピータソンシアターで開催された、「マクルーハンの跡を追って:『メディア論』刊行50周年」というイベントに参加してきました。マーシャル・マクルーハンはカナダ出身で、もともとは英文学者でしたが、トロント大学で教鞭を取る傍ら著した「グーテンベルクの銀河系」や「メディア論」等の著作で、独自のメディアに関する理論を展開し世界中から注目を集めた、メディア論の始祖のような人物です。マクルーハンの代表作である「メディア論 人間拡張の諸相(Understanding Media: The Extensions of Man)」は、1964年に刊行されましたので、今年2014年がちょうど50周年となるわけです。