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元国務長官のコリン・パウエル氏、セールスフォースの取締役に就任

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セールスフォース新取締役となった、元国務長官コリン・パウエル氏(資料画像) (c) Getty Images
  • セールスフォース新取締役となった、元国務長官コリン・パウエル氏(資料画像) (c) Getty Images
  • 会長兼CEO(最高経営責任者)のマーク・ベニオフ氏(資料画像) (c) Getty Images
 米セールスフォース・ドットコムは3月14日、元アメリカ国務長官のコリン・パウエル氏が、同社取締役会の役員に3月13日付で就任したことを発表した。これにより、同社の取締役会の役員数は11名になる。

 コリン・パウエル氏は、米陸軍に35年間在籍し、陸軍大将を経て退役。これまでに国家安全保障担当補佐官、米陸軍総軍司令官、統合参謀本部議長、第65代米国務長官などの重職を歴任している。また、会長兼CEO(最高経営責任者)のマーク・ベニオフ氏と15年以上の交友関係があり、セールスフォース・ドットコムファンデーションの創立にも寄与したという。

 今回の起用は、彼のリーダーシップを評価したものと、ベニオフ氏は語っている。一方パウエル氏は、「セールスフォース・ドットコムはイノベーションの最前線を走り続けている卓越したリーダーであり、価値を創出する体系の中心に社会貢献活動を据えることで、数多くの企業のモデルとなっている企業です」と、同社を評価している。
《冨岡晶》
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