エイサーが業績悪化…J.T.ワンCEOが辞任、リストラも | RBB TODAY
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エイサーが業績悪化…J.T.ワンCEOが辞任、リストラも

エンタープライズ 企業
エイサーCEOのJ.T. Wang氏(資料画像)
  • エイサーCEOのJ.T. Wang氏(資料画像)
  • エイサー「Predator G AG3605-N78F/G」。スクウェア・エニックスが「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の動作を認定した推奨パソコン。
  • 29型シネスコサイズ液晶ディスプレイエイサー「B296CL」
  • エイサー「V3-772G-N76G/LK」、「E1-572-A54D」、「V5-122P-A24D/S」
 台湾のパソコンメーカー大手、エイサーは5日、2013年第3四半期(7~9月期)の業績を発表した。最終損益は131億台湾ドル(約440億円)の赤字となり、CEOのJ.T. ワン氏はリストラと自身の辞任を発表した。

 連結売上高は前年同期比12%減の922億台湾ドル、営業損益は26億台湾ドルの赤字だった。損益には、パソコンメーカーのゲートウェイやパッカード・ベルなど、買収企業の資産価値低下に伴う費用=99億台湾ドルの影響が大きかった。

 またCEOのJ.T. ワン氏は同職を退き、2014年1月1日から現社長のジム・ワン氏がCEOに就任する。なおJ.T. ワン氏はは、会長職は任期いっぱいの6月まで務める。

 さらに新株1億3600万株を発行しての増資(4.8%)や、人員削減(全世界で7%)も実施する。人員削減により2014年から年29億台湾ドルの経費節減を見込む。
《高木啓》
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