日本エイサー(acer)は、14型の2in1ノートPC「Spin7(SP714-51-F78U/F)」をリリースしている。同社といえば、廉価版モデルのイメージが強いと思うが、同商品は実勢価格が約20万円と、どちらかと言えばハイエンド。今回は実機を借りることができたので、同商品の特徴についてレビューしてみたい。■外観の印象はスタイリッシュでエレガント まずは外観から見ていこう。液晶サイズは14インチ(フルHD、1,920×1,080)で持ち歩きにも便利なサイズ。全体はマットなブラックで、高級感がある。商品の訴求点として薄さが重視されていることもあってか、全体的に丸みはなく、フラットなつくりとなっている。 ボディはアルミニウム製で、エレガントな印象。ブラックカラーということもあって、かなりスタイリッシュだ。ただ1つ、ほかのメーカーのマシンにもみられることなのだが、残念な点としてはボディ部分に指紋や皮脂が付きやすい。このあたりは神経質なユーザーは気にすることになるだろう。 次に、薄さについては、同社史上最薄となる10.98 ミリとなっており、第一印象としてはかなり薄い。それでいて、ディスプレイが360度回転し、用途に応じてノートPC、タブレット、ディスプレイ、テントの4つのモードに変形するようになっている。さらに、この薄さながらUSB Type-C ポートを2つ搭載。これらは、最大5Gbpsの高速転送に対応し、うち1つは映像出力機能にも対応する。ほかに、ヘッドフォン/スピーカー・ジャックも1点搭載しているため、実用性に富んでいる印象だ。 コンバーチブルタイプということで、ヒンジも気になるところだが、超薄型デザインを損なわず、かつ剛性が高い感触。モードを変更する際にも、スムーズな移行が可能で、引っ掛かりなどは一切なかった。
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