NTTコミュニケーションズ（NTT Com）は26日、同社のインターネット接続サービス「OCN」において、契約者以外の第三者が認証パスワードを不正に変更する事象が確認されたとして、詳細を公表した。 それによると、6月21日～25日の期間に、OCNにおいて、契約者以外の第三者がOCN認証ID・パスワードを不正に利用してアクセスし、認証パスワードを変更する事象が発生したとのこと。24日にログチェックを実施した際、特定のIPアドレスから、多数のOCN契約者IDに対して、パスワード変更を試みる事象を確認した。 現時点で、不正に認証パスワードを変更されたOCN認証ID数は756、パスワード変更のためのアクセスに不正に利用されたOCN認証ID数は16となっている。攻撃元となった特定のIPアドレスについて調査した結果、契約者以外の第三者が不正にアクセスしていた。 原因については調査中。なお現時点で、NTT ComからOCN認証ID・パスワードが流出した事実は確認されていないとのこと。同社では該当ユーザーのパスワード初期化を実施するとともに、個別に連絡し事情を説明している。
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