日本コカ・コーラは25日、世界初の自動販売機をマーカーにしたARアプリ「自販機AR」の提供を開始した。App StoreならびにGoogle Playにて無料ダウンロードが可能となっている。 「自販機AR」は、自販機自体のデザインと製品サンプルをARマーカーとして認識するアプリケーション。開発ユニットの「AR三兄弟」とコラボレーションし、共同開発された。「ピークシフト自販機」にデザインされた「ポーラーベア」や、自販機の製品サンプルをARマーカーとして認識して動作する。 「自販機AR」をインストールしたスマートフォンのカメラを、「ピークシフト自販機」のポーラーベアにかざすと、ピークシフト自販機の特徴を伝えるポーラーベアのアニメーションが表示される。また、「コカ・コーラ」と「コカ・コーラ ゼロ」の製品サンプルにかざすと、それぞれ現在放映中のTVCMが再生され、その後にブランドのFacebookページが表示される。 さらに自動的に、時間帯(朝、昼、夜、深夜)とその場所の天候(晴れ、曇り、雨)を識別し、その時々の時間と天気によって変化した映像を見ることができる。特に、深夜の時間帯では、北極のオーロラの出現の有無を自動識別するという。