多くの女性が憧れの職業として挙げ、さらに美と仕事を両立させている象徴的な存在である、キャビンアテンダント（CA）。美意識の高い彼女たちの最新情報は、今年のトレンドを左右する有力な手がかりだ。 ネオマーケティングがヘアケアアイテムについて行なった調査によると、多くのCAが「オールインワンタイプ」に注目している。現在複数のヘアケアアイテムを使い分けているCAが多く、繁雑になってしまっているアイテムをもっとスマートに1つにまとめたいと考えているようだ。 マーケティングリサーチを行なうネオマーケティングでは、2013年のヘアケアのトレンド動向を把握するために、CAを対象に調査を行なった。調査は、25名の国内外の航空会社に所属する現役CAを対象に、2012年11月13〜30日の期間で、アンケート用紙を配布し、回答してもらった。多くの現役CAの方々がアンケート調査に協力することは異例で、実施に際しては、これまでに多くのCAを輩出している「OESアカデミー」の協力を得た。 まずヘアケアアイテムについて、「オールインワン（スタイリングやUVケア、トリートメントの機能が一つにまとまった）の製品と、オールインワンではない製品ではどちらに魅力を感じますか」という質問では、CAの64％がオールインワンタイプを支持した。 「普段使っている複数のヘアケアアイテムが一つにまとまっていたら便利だと思いますか」という質問では、CAの80％がヘアケアアイテムを1つにまとめたいと答えた。ヘアケアには様々なアイテムがあり、それぞれの効果があるが、荷物をコンパクトにしたい、スタイリングなどの時間を短くしたいなどの思いから、すべてを1つで補えるアイテムがあれば便利だと多くの人が思っている。 また世界中を飛び回り、フライトの準備に多忙なCAは、スタイリングの時間ももっと短縮したいと考えており、76％が短縮したいと答えている。ヘアケアアイテムに求めることは、72％のCAが「時間をかけずに・手軽にできること」と答えている。 スタイリング時間を短縮したい、ヘアケアアイテムを1つにまとめたい……。美容に関心の高いCAが、オールインワンのヘアケアアイテムに注目している。「ノンシリコン」、「オーガニック」に続くヘアケアのトレンドはオールインワンタイプか。
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