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「Internet Explorer」に任意のコードが実行される

ブロードバンド セキュリティ
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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月31日、Microsoftが提供するWebブラウザである「Internet Explorer」に解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Microsoftによると、本脆弱性を使用した攻撃が観測されているという。

「Internet Explorer 6」「Internet Explorer 7」「Internet Explorer 8」のmshtml CDwnBindInfoオブジェクトには、解放済みメモリ使用の脆弱性(CVE-2012-4792)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたHTMLドキュメントやOfficeファイルなどを閲覧することで任意のコードが実行される可能性がある。JVNでは、本脆弱性を修正するセキュリティアップデートが提供されるまでの間、「Fix it 50971 を適用する」「Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)を適用する」「Flash ActiveX コントロールを無効にする」「Java プラグインを無効にする」ことで、本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。

「Internet Explorer」に任意のコードが実行される脆弱性、攻撃も観測(JVN)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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