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総務省、教育ICT利活用のための技術ガイドライン2012を発表

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教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2012
  • 教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2012
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 総務省は4月10日、教育分野のICT環境の構築・利用の際にポイントとなる技術面の留意点をまとめた「教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2012」を公表した。

 総務省では、平成22年度より教育分野でのICT利活用の推進を目指し、情報通信技術面での課題を抽出・分析することを目的とした「フューチャースクール推進事業」を開始。東日本と西日本のそれぞれ5つの小学校を実証校に指定し、タブレットPCの全児童への配布、インタラクティブ・ホワイト・ボードを全教室に設置、校内無線LANや教育クラウドの整備・構築などを通じて、「協働教育」の実現のための実証研究を開始した。

 平成23年度からは、文部科学省「学びのイノベーション事業」との連携事業となり、新たに中学校8校と特別支援学校2校を実証校に追加して、全20校で実証研究を行っている。

 2012年版のガイドラインでは、平成22年度から実施している公立小学校の2年目の実証研究に加え、平成23年度からの追加校である中学校と特別支援学校の実証研究をふまえ、明らかとなったポイントや留意点を、学校や教育委員会などの教育関係者を対象に解説している。

 第1章の「小学校におけるICT環境の運用」では、年度始めにおける環境設定や運用の改善点など、実証研究2年目のポイントとなる事例について掲載している。

 第2章の「中学校におけるICT環境の構築と運用」では、教科担任制やクラスあたりの生徒の多人数化、授業内容の高度化といった中学校の特質をふまえ、ICT環境の構築と運用の留意点を整理するとともに、実証校の事例を紹介している。

 その他、第3章では特別支援学校におけるICT環境の構築と運用について、第4章では家庭との連携におけるタブレットPCの持ち帰りについて、第5章では災害時における情報の受発信手段としてのICT環境の活用について、それぞれ留意点と実践事例を掲載している。

 また第6章では、小学校、中学校、特別支援学校のそれぞれの特徴的な取組事例と、児童生徒や教師、保護者らからの評価など、実証事業の成果についてまとめている。

◆教育分野におけるICT利活用推進のための情報通信技術面に関するガイドライン(手引書)2012」
第1章 小学校におけるICT環境の運用(実証2年目の新たな課題)
 1.1 年度始めにおけるICT環境の設定
 1.2 ICT環境の運用
 1.3 ICT支援員の業務(業務の効率化・高度化)
 1.4 教員、児童、保護者への支援
第2章 中学校におけるICT環境の構築と運用
 2.1 中学校におけるICT環境構築の特徴
 2.2 小学校と共通の留意点
 2.3 中学校の特質を踏まえた留意点
第3章 特別支援学校におけるICT環境の構築と運用
 3.1 特別支援学校におけるICT環境構築の特徴
 3.2 特別支援学校の特質を踏まえた留意点
第4章 ICTを活用した学校と家庭との連携(タブレットPCの持ち帰り)
第5章 災害時における学校ICT環境の活用
第6章 実証校における取り組み事例と実証事業の成果
 6.1 実証校における取り組み事例
 6.2 実証授業のまとめとその他の成果

総務省、教育ICT利活用のための技術ガイドライン2012

《田崎 恭子》
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