スマートフォンの企業利用時のセキュリティ問題 | RBB TODAY
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スマートフォンの企業利用時のセキュリティ問題

エンタープライズ セキュリティ
11月30日から12月2日にかけて、社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)主催の「Internet Week 2011~とびらの向こうに~」が、秋葉原の「富士ソフトアキバプラザ」で開催される。

今回で15年目となる Internet Week は、インターネットに関わる技術の研究・開発や、構築・運用・サービスなどの、ここ1年間の最新動向を把握できる非商用イベントであり、今年は「とびらの向こうに」をテーマとしている。

Internet Week 2011 のプログラムのうち、情報セキュリティに関するセッションに絞って紹介している本連載、第6回となる今回は、開催2日目 12月1日の夕方に行われるプログラム「スマートフォンセキュリティ」について、日本UNIXユーザ会の山田幸志氏に取材した。


--このプログラムを設けられた背景や目的は何でしょうか?

急激に普及しているスマートフォンは、個人だけではなくビジネスでの利用も進んできています。一方で、スマートフォンは PC と同様に内部に様々な個人情報を持っている上、スマートフォンを狙ったマルウェアも確認されているなど、企業での導入には十分なセキュリティ対策が求められます。

そこで本プログラムでは、スマートフォンを狙ったマルウェアや、Android とiPhone のそれぞれのセキュリティに関して注意すべき技術的なポイント、またスマートフォンの企業での導入や運用に際して注意すべき点など、スマートフォンセキュリティに関する網羅的なトピックを、それぞれの分野の第一線で活躍されている方々にご紹介いただきます。

--プログラムの対象者はどのような方ですか?

スマートフォンの企業利用を考えている管理者やユーザーを想定していますが、スマートフォンのセキュリティ問題に関心のある方であればどなたでもご参加いただけます。

--このプログラムの何が「ホット」で、開くべき「とびら」とは何でしょうか?

スマートフォンはそれ自体が、2011年のインターネットを語る上で欠くことのできない「ホット」な存在であり、また、今後のインターネットに対する新たな「とびら」となったのではないかと思います。スマートフォンは今後ますます普及し、近い将来にインターネット利用の大半がスマートフォン経由になる可能性は高いでしょう。だからこそ、今のうちにスマートフォンを安全に利用するためのノウハウを知っておく必要があるのです。

--最後に、読者にメッセージをお願いします。

スマートフォンはその利便性のため急激に普及しましたが、あまりに急速なために、スマートフォンにも PC と同等、場合によってはそれ以上のセキュリティ対策が必要であるという意識が、利用する側に十分に浸透する前に広まってしまったという問題があります。

本プログラムを通じ、スマートフォンのセキュリティ上の問題点や注意点を知ることで、今後もますます普及するであろうスマートフォンを、より安全に利用していただきたいと思います。

《編集部@ScanNetSecurity》
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