UQコミュニケーション(野坂章雄社長)の9月末時点の累計契約数が123万7400件になった。9月の純増数は7万6500件。月単位では過去4番目の純増数で堅調な伸びを示している。モバイル通信のニーズの高まりから、WiMAX方式を採用した高速、大容量のモバイルブロードバンド通信に参入する動きが加速しているが、「高速、低料金が注目された」と、同社は分析する。同社の定額プランは「UQ FLAT」で月額4480円が基本だが、「UQ FLAT年間パスポート」で3880円の使い放題とし、この加入と同時にWi-Fiルーターを購入することで、さらにルーターの特別価格を設定した「夏の大特価キャンペーン」が効果を上げ、純増数は前年同月比で176パーセントとなった。また、9月14日から通信キャリアとして初めてインターネット・ショッピングモールに出店。楽天市場で「UQ WiMAX楽天市場店」を立ち上げ、販売チャンネルの弱点を補い、契約数向上に結びつけた。基地局建設も進み、同社の発表によると、東名阪主要都市では99パーセント、全国政令指定都市では95パーセントのカバー率となっている。全国実人口カバー率は73パーセントをさらに上昇させることが、今後の課題となる。
モバイルアワード2017結果発表……スマホ契約はau、Wi-Fiルータ契約はUQ WiMAXが最優秀キャリアに 2018年1月10日 イードは10日、「RBB TODAYモバイルアワード2017」の結果を発表…