【地震】石原都知事、首相官邸の対応を「話にならない」と一蹴 | RBB TODAY
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【地震】石原都知事、首相官邸の対応を「話にならない」と一蹴

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記者会見の模様は、「ニコニコ生放送」にてライブ配信された
  • 記者会見の模様は、「ニコニコ生放送」にてライブ配信された
 「ニコニコ生放送」では22日、自由報道協会の主催による「東京都知事選予定候補 石原慎太郎氏記者会見」のライブ配信を、18時より実施した。

 記者会見に登場した東京都知事の石原慎太郎氏は、11日に発生した東北地方太平洋沖地震を「未曾有の国難だ」と言及。24日に告示される東京都知事選挙へはもともと「150%出るつもりがなかった」と語ったが、今回の震災に際して東京を「防災都市」として作り直すことを決意し、知事選への出馬を決めたと述べた。

 また石原氏は、先日節電啓発担当大臣に就任した蓮舫氏が、同氏に挨拶に訪れた際のエピソードを披露。首都圏の節電に関して石原氏は、1970年代のオイルショック時に、電力の利用を規制した政令を告示し直し、ペナルティを設けて節電を強制するよう提案したが、「(蓮舫氏は)はぁという反応で、政令がなんたるかも知らなかったようだ」と批判的な口調で述べた。

 さらに震災に際して首相官邸からの命令系統が混乱しており「話にならない」と一蹴。阿久津幸彦首相補佐官から電話で、警察の放水車を現地へ派遣するよう依頼を受けた際のエピソードとして、石原氏は「そんなものはもう送ったじゃないかと言ったらモゴモゴ言って切っちゃった」と話した。また菅総理から、「消防隊が現地で尻込みして動かない」と言われた石原氏が消防総監に問い合わせたところ、消防隊は現地に出向いたものの、迎えが現れず2時間待った末に引き返したのだという。また官邸が放水作業を行う消防隊に対して、放水活動を中止すれば処分すると通達した件に関して、石原氏が菅総理に直接抗議したところ、申し訳ないと謝罪を受けたという。

 また石原氏は、地震発生に際して、津波による被害を「天罰だ」と言ったとされる件に関して質問を受けると、「この問題は、メディアの悪い兆候で、全体のコンテキストをとらえずに、一部を拡大して人を中傷するというのはフェアではない。ただこういう事態で天罰という、被災者の骨身にしみる言葉を言ったのは申し訳なかった」と述べた。
《RBB TODAY》
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