米フェースブック(Facebook)は25日(現地時間)、同社のプライバシー・ポリシーの改訂版を発表した。複雑かつ難解で悪名高かった同社のプライバシー・ポリシーだが、改訂版では、内容はそのままに、一般のユーザーでも理解できるように平易な文章に置き換えられたり、文章がトピックごとにまとめられるなどしている。ただし文章の量は依然として非常に長いままとなっている。 「5,830語の法律文章」「合衆国憲法より長い」。フェースブックのプライバシー・ポリシーはその複雑怪奇かつ膨大な文章であることから、度々批判の対象になってきたが、同社はそれらの批判を認めたうえで、今回以下の3原則をもとにポリシーの修正を行った。1.複雑なコンセプトであったり役に立たないものであっても、理解しやすい2.今日のウェブのように、視覚的で双方向的3.フェースブックユーザーが最も疑問に思いそうな事柄にフォーカス 今後はフランス語やイタリア語、ドイツ語、スペイン語、トルコ語、日本語、韓国語への翻訳を予定しているという。