米Qualcomm、次世代「Snapdragon」に4コアを採用
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Snapdragonは、「Xperia」シリーズなどのスマートフォンに多数搭載されているモバイルチップセット。今回発表したのは、シングルコアの「MSM8930」、デュアルコアの「MSM8960」、4コアの「APQ8064」の3ラインアップ。デュアルコアの「MSM8960」は2011年第2四半期、シングルコアの「MSM8930」と4コアの「APQ8064」は2012年の早い時期での投入を目指す。
次世代の高速通信規格「LTE」の統合環境や、GPU強化を図った。Wi-Fi、GPS、Bluetooth、FMに加え、近接無線規格の「NFC」や、ステレオスコピック3D動画/静止画をサポート。1コアあたりの最大周波数は2.5GHzになる見込みで、現在のARMベースのCPUコアと比較して150%のパフォーマンス向上と65%の省電力性を両立したとうたう。すべてに新たなグラフィックスコアの「Adreno GPU」を採用する。
4コアの「APQ8064」は「Adreno 320 quad-core GPU」を内蔵。「ゲームコンソールのクオリティ」を可能とし、リッチユーザーインターフェースも快適にこなすとしている。また、初代のSnapdragonプロセッサーに比較して、12倍のパフォーマンス向上と、75%の省電力性を実現。高性能を活かし、今後登場するタブレットやPCデバイスへの利用を見込む。
スペイン・バルセロナで開催中の世界最大規模の通信系機器の展示会「Mobile World Congress 2011」では、Samsungによるデュアルコアプロセッサー採用の「GALAXY S II」が発表されたばかりだが、今回のSnapdragonファミリーの発表により、さらにプロセッサーの進化競争が加速していくことが予測される。
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