防災科学技術研究所、「第1回 防災マッシュアップコンテスト」8月31日〆切 | RBB TODAY
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防災科学技術研究所、「第1回 防災マッシュアップコンテスト」8月31日〆切

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 独立行政法人 防災科学技術研究所では、国・自治体・専門機関などが所有・公開・提供する情報と、ネットの情報・サービスの組み合わせ(マッシュアップ)による、新しい防災アプリケーションサービスを募集する『第1回防災マッシュアップコンテスト』を開催中だ。

 このコンテストは、「防災」を目的とし、PC、Web、携帯電話、スマートフォン等を活用したアプリケーションサービス、または、そのためのアイディアを募集する。最優秀賞と優秀賞には、賞状および副賞(図書カード7万円分など)が贈呈される。応募締切は8月31日で、その後に受賞作を選定し、表彰式・シンポジウムが9月21日に行われる予定。

 いつどこで遭遇するかわからない自然災害に対し、インターネットやパソコン、携帯電話などを駆使し、ハザードマップ、気象情報、地域固有の情報など、いろいろな情報やサービスを組み合わせ、これまでにない新しい観点で、多くの人を救ったり、災害を回避・軽減するのに役立つアプリケーションサービス、「こんな情報サービスがあったら防災に役立つのでは?」というアイディアを広く求める。「マッシュアップ」がテーマとなるため、既存にある情報や、本コンテスト用に当研究所より提供する各種災害リスク情報、一般に公開されているAPI(Application Programming Interface)等の仕組みを組み合わせ、オリジナルに開発されたものを対象とする。

 アプリサンプルとして、ESRIジャパンが公開する「ベースマップ(国土地理院空間データ基盤25000)(承認番号 平15総使、第257号)」の上に、コンテスト用の災害リスク情報ゲートウェイから「京丹後市防災マップ」のなかの避難所と2004年台風23号による被害実績を呼び出し、重ね合わせたものが公開されている。

 本コンテストでは、災害リスク情報を活用した新たな防災アプリケーションサービスの創出を期待すると同時に、災害リスク情報の相互運用環境(さまざまな情報をインターネット経由で動的に活用し合える環境)を推進するための取り組みとのこと。国土交通省、内閣府(予定)、文部科学省が後援する。

 なお開発の一助として、国・自治体等の災害リスク情報を「相互運用gサーバ」よりOGC(Open Geospatial Consortium)標準のWMS、WFS、WCS規格の形式で提供する。コンテストの参加者は、コンテストの範囲内に限り、各種災害リスク情報を使用することが可能となる。
《冨岡晶》
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