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「過去最悪、全世界最高額の違法コピー」がBSA通報で発覚 ~ 関西所在の某メーカー、3億円超で和解

2010年7月1日(木) 11時35分
ビジネスソフトの著作権侵害に関する和解額ワースト10の画像
ビジネスソフトの著作権侵害に関する和解額ワースト10
BSA(日本)への情報提供件数推移の画像
BSA(日本)への情報提供件数推移
 ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は1日、BSAメンバー企業と関西地域所在のメーカー(A社、仮名)との間におけるビジネスソフトウェアの著作権侵害に関し、5月20日付で、総額3億1520万5272円の和解が成立したと発表した。

 本件は、BSAへの通報を端緒とする全世界における事案の和解総額として過去最高額となるという。BSAが組織内違法コピーの問題解決のため設置している情報提供窓口への通報が端緒となり発覚したもので、著作権侵害発覚後に行われたA社による社内調査の過程では、「Adobe Illustrator」「AutoCAD」「FileMaker Pro」「Microsoft Office」等、のべ3913本にものぼる大量の違法コピーが発見された。権利者であるアドビ、オートデスク、ファイルメーカー、およびマイクロソフトのBSAメンバー企業4社とA社の間で問題解決に向け協議され、今回和解に至った。

 BSA日本担当事務局長の松尾早苗氏は、「全世界で過去最高額となる組織内違法コピーが日本国内でなされていたという事実に大きな衝撃を覚えるとともに、コンプライアンスマインドが社会に浸透しつつある今でも、組織内違法コピーは撲滅すべき重大な問題であるという思いを新たにしました。景気回復の兆しが見え始めた現在、組織内違法コピーの放置は健全な企業間競争を阻害する要因ともなりえます」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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