NTTコムウェア、家庭内のDLNA対応家電をブロードバンドネットワークに接続する実験に成功
DLNA(Digital Living Network Alliance)は、異なるメーカー間のデジタル家電が相互接続できるように定められた業界標準のガイドライン。近年、家庭内で相互接続できるDLNA対応デジタル家電が各社から発売され、ホームネットワーク環境を楽しむユーザーが増加している。ただしDLNAは、デジタルAV機器同士や、パソコンを相互に接続することで動画、音楽、画像データを共有するホームネットワークの標準規格であり、ブロードバンドとの接続は一般的ではなかった。
NTTコムウェアでは、家庭内のデジタル家電へブロードバンドネットワークサービスを提供するための技術研究開発に取り組んでおり、今回、DLNA対応デジタル家電をセンター設備とネットワーク経由で接続する技術の実験に成功したという。この技術を用いることで、家庭側で操作をしなくても、センターのコンテンツを家庭のDLNA対応デジタルテレビに配信したり、センターから家電の状態を確認したりといった、DLNA対応デジタル家電に向けたブロードバンドネットワークサービスの提供が可能となるとのこと。
具体的にはセンター側からブロードバンドネットワークを経由し、家庭内のDLNA対応デジタル家電と接続するために必要とされる、OSGi上で動作可能な「CWMP TR-069プロトコルスタック」技術、デジタル家電のホームネットワーク規格と通信向けの端末プロトコルの相互接続を可能にする技術を開発した。テレコム業界標準として注目されている宅内機器遠隔管理プロトコル(CWMP TR-069)のプロトコルスタック技術を研究開発。センター側と端末(サービスゲートウェイなど)側の双方に本プロトコルスタックを搭載することで、センター側から家庭内端末への接続が可能となります。サービスゲートウェイ側プロトコルスタックはOSGiフレームワーク上で動作し、必要な機能をOSGiバンドルとして着脱可能であり、容易な拡張、変更が可能となる。またサービスゲートウェイ内のOSGiフレームワーク上で動作するCWMP TR-069とDLNA/UPnPプロトコルとの変換(プロキシ)技術を研究開発。これら技術を組み合わせることで、センター側から、家庭内のDLNA/UPnP対応のデジタル家電に接続することが可能となった。
将来的には、コールセンターからユーザ宅のテレビへ電子チラシや商品説明の動画を送りながら商談、防災・危険情報の配信(ネットワークに接続されたDLNA対応TVに番組視聴中でも自治体などからの警報情報や避難方法などの通知が可能)、コールセンターからユーザ宅のテレビへ説明書画像を送信しながらの手順説明などの利用法が可能となる見込み。
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