KDDI研究所、光OFDMを利用した100Gbps信号の長距離伝送実験に成功 | RBB TODAY
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KDDI研究所、光OFDMを利用した100Gbps信号の長距離伝送実験に成功

エンタープライズ その他
OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式
  • OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式
  • OFDM変調レベルの向上(多値数の増加)
  • OFDM信号帯数の増加
  • 偏波多重方式
  • 100Gbps光OFDM信号伝送
 KDDI研究所は2日、情報通信研究機構からの委託研究「ラムダアクセス技術の研究開発」の一環として、光OFDM伝送の高速化技術を開発し、従来の2.5倍高速な100Gbps信号を分散補償ファイバを用いずに長距離伝送することに成功した。

 同技術は、OFDM信号の変調レベルを向上させるとともに同時に伝送するOFDM信号帯数を増加することにより、100Gbps信号を伝送するために必要な周波数帯域幅を信号速度の1/4程度にまで大きく低減し、送受信機を構成する部品の動作速度を大幅に増加させずに100Gbps信号を発生・受信することを可能にしたもの。周波数帯域幅の低減により、波長多重の高密度化も可能となり、1000km以上の長距離伝送をした場合でも総伝送容量を従来の1.5倍まで増加させることができる。
《富永ジュン》
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