NEC、クアッドコアXeonなどを搭載した高性能WS「SEGUENTE Express 5800/50シリーズ」4機種 | RBB TODAY
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NEC、クアッドコアXeonなどを搭載した高性能WS「SEGUENTE Express 5800/50シリーズ」4機種

エンタープライズ その他
56Xeと54Cc
  • 56Xeと54Cc
  • 54Xfと53Xe
 日本電気は22日、同社の高性能ワークステーション「SEGUENTE Express 5800/50シリーズ」の新製品として、クアッドコア インテルXeonプロセッサー X5460を搭載したハイエンドモデル4機種を発売した。

 今回発表されたのは、ハイパフォーマンスモデル「Express5800/56Xe」、水冷ユニットを採用した静音設計モデル「Express5800/54Cc」、グラフィック処理能力に優れたミッドレンジモデル「Express5800/54Xf」、および省スペースモデル「Express5800/53Xe」。価格はそれぞれ78万5,000円〜109万5,000円、33万9,000円〜53万4,000円、36万8,000円〜74万9,000円、27万5,000円〜41万1,000円。出荷時期は、Express5800/54CcとExpress5800/53Xeの上位モデルとExpress5800/54Xfの下位モデルが2月1日、その他のモデルが1月18日の予定だ。

 Express5800/56Xeは、CPUに実クロック3.16GHz、クアッドコアのインテルXeon X5460を採用することにより、デュアルコアXeonプロセッサーと同等の発熱レベルながらも最大50%もの性能向上を実現している。また、最大16GBのメモリを搭載可能なほか、「Quadro FX 4600」や「Quadro FX 1700」といった高速グラフィックスアクセラレーターも選択できるため、科学技術計算やHPC、金融などハイパフォーマンスを必要とするユーザ向けのシステムが構築できる。

 Express5800/54Ccは、デュアルコアのインテルCore 2 Duoプロセッサー E8500(3.16GHz)と同社独自の水冷技術をベースにした水冷ユニットを搭載することにより、3D CADなどで要求される高性能CPUと高性能グラフィックスボードを搭載しながらも35dB以下の静音システムを実現している。

 Express5800/54Xfは、インテルCore 2 DuoプロセッサーE8500(3.16GHz)、またはインテルCore 2 QuadプロセッサーQ6600(2.40GHz)を選択可能なミッドレンジモデル。グラフィックスボードには、nVIDIA Quadro FX 4600、またはnVIDIA Quadro FX 570が搭載できる

 Express5800/53Xeは、Express5800/54Xfと比較してフットプリントで66%、容積で49%もの省スペース化を実現しながらもCPUにインテル Core 2 DuoプロセッサーE8500(3.16GHz)を搭載した省スペースモデル。最大4GBのメモリを搭載したり、オンボードRAIDと内蔵HDD2台を組み合わせたミラーリング構成をしたりといった拡張性も備えている。グラフィックスアクセラレーターとしては、nVIDIA Quadro FX 1700、またはnVIDIA Quadro FX 570などが搭載可能だ。

 同社では、今後3年間で20万台の販売を目標としている。
《富永ジュン》
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