NECは26日に、ITプラットフォームの省電力を実現する技術、製品、サービスの開発・提供に関する計画と活動である「REAL IT COOL PROJECT(リアル・アイティ・クール・プロジェクト)」を発表した。
今回策定した「REAL IT COOL PROJECT」を推進することで、2012年までに顧客のITプラットフォームが消費する電力を年間50%、IT機器のCO2排出量を累計で約91万トン削減することを目指すもので、(1)省電力を実現するサーバ・ストレージなど「省電力プラットフォーム」、(2)機器の省電力機能を効率的に制御することで省電力を実現する「省電力制御ソフトウェア」、(3)データセンターやマシンルームの冷却設備、電源設備などファシリティの消費電力を効率化し削減する「省電力ファシリティサービス」の3領域をカバーする。